WEST.濵田崇裕&神山智洋11月ミュージカル『プロデューサーズ』W主演

WEST.濵田崇裕&神山智洋11月ミュージカル『プロデューサーズ』W主演2

 アイドルグループ『WEST.』濵田崇裕と神山智洋が11月8日より上演予定のミュージカル『プロデューサーズ』(日本版演出/振付:ジェームス・グレイ)をW主演することが7月29日に発表となった。

 1968年の同名映画をもとに、2001年にメル・ブルックスが脚本・作詞・作曲を務めブロードウェイで大ヒットとなったミュージカル。2005年にはブロードウェイ・オリジナル主要スタッフとオリジナル主演キャストにより映画化され人気を博した。日本でもこれまでに3度上演されている反響を呼んでいる作品だ。

 落ち目のプロデューサーとプロデューサーを夢見る冴えない会計士がタッグを組み、“史上最低”なミュージカルを作って一獲千金を狙うてん末をコミカルに描いている。

 落ちぶれた陽気なプロデューサーのマックス役を濵田。気弱な会計士でマックスに振り回されるレオ役を神山。神山にとっては約9年ぶりのミュージカル出演となる。

 共演キャストも発表され、女優志望のウーラ役に初舞台・初ミュージカルの王林。舞台演出家のロジャー・デ・ブリ役を新納慎也。ロジャーのアシスタントのカルメン・ギア役を神里優希。劇作家のフランツ・リープキン役を岸祐二。投資家のホールドミー・タッチミー役を島田歌穂と友近のWにキャストで演じる。

 今回の発表にあわせ濵田と神山、王林からコメントが寄せられた。以下、全文。

 ●濵田崇裕
 「自分がミュージカルを?!」と、とにかく驚きました。初ミュージカルなので、僕に務まるのかと不安もありますが、神ちゃんと一緒に出演ということで、とても安心していますし、精一杯演じさせていただきます!マックスの役は大きな見せ場があり、神ちゃん演じるレオ役はかわいいシーンや歌やダンスがあったり、他の共演者の皆さん含めてどんな仕上がりになっていくのか非常に楽しみです。僕は決断力があるわけでもないですし、マックスと自分は真逆の性格かもしれませんが、普段の自身がやらないことをやっていけばいいという点においては、演じやすいのかもしれないし、全力でぶつかっていきたい思います。みなさんを虜にできるようなマックスを演じたいですね!(笑) 感動あり、笑いありで、観たら晴れやかな気持ちになれるような作品です。ぜひ楽しみにしていてください!

 ●神山智洋
 ミュージカルは約9年ぶりになるので、率直にドキドキしています。海外作品でコメディを演じることもほぼ初めてですし、どこまでできるか不安もありますが、歌で感情を表現するという点は本業と通じるところもあるので、楽しんでいただけるように頑張ります!僕もレオと同じく「気弱」なところもありますし、メンバーにも「真面目」と言われることもあるので、その点は似ているかもしれません。でも会計士のような頭の良さはないですね…(笑) ダンスも多いと聞いていますので、舞台を大きく使って、レオの心情の変化や彼の成長をしっかり演じていきたいなと思います。お芝居、歌、ダンス、多方面で皆さんに楽しんでいただける作品にしたいですし、そうなると思っています!マックスとレオのでこぼこ感を、ぜひ、会場でお楽しみ下さい!

 ●王林
 ミュージカルを観ることはとても好きなのですが、だからこそ喜びよりも「え、ミュージカル!?私に務まるのかな…」という不安が真っ先に来ました。これまでの歌やダンスの経験をしっかり活かしつつ、私が演じる意味をしっかりお見せできればと思っています。この作品の「期待されていないものが評価されていく」という内容にすごく惹かれましたし、とても勇気をもらいました!私が演じるウーラは夢を追ってスウェーデンからアメリカにきて、私自身も青森から東京に上京してと、境遇が似ていて、歌とダンスが好きなところもすごく似ているなと思っています。共通点も多く、親近感もわいているので、私だからこそできるウーラを演じていけたらいいなと思っています!キャストの皆さんの力を合わせて、素敵な作品を作り上げていけたらと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 ミュージカル『プロデューサーズ』東京公演は11月8日から12月6日まで東急シアターオーブにて上演予定!

 ■あらすじ
 かつてはブロードウェイでヒット作を飛ばしたが、今は落ち目のプロデューサー、マックス・ビアリストックは、打ち出す芝居がことごとく不入りで破産寸前。
彼のオフィスに会計事務所から気の弱い会計士レオ・ブルームが派遣されることから、話はひょんな方向へ転がり始める。
 帳簿を調べていたレオは、成功した芝居よりも失敗した芝居のほうが利益を産むことに気づく。
 それを聞いたマックスは、計画的に芝居を失敗させて出資者から集めた資金をだまし取り、もうけする詐欺の方法を思いつく。
 マックスはブロードウェイのプロデューサーになるのが夢だったレオを丸め込んで、一世一代の詐欺興行を打つべく、「最悪の脚本家、最悪の俳優、最悪の演出家」を探し始める。
 ようやく探し当てた脚本は、ヒトラーをこよなく愛するドイツ人のフランツ・リープキンが書いた『ヒトラーの春』。
 何とかご機嫌をとって契約をものにして、次に最低の演出家ロジャー・デ・ブリとアシスタントのカルメン・ギアをスカウト。
 マックスは乗り気ではないロジャーを「トニー賞を取れるかも」とおだててその気にさせ、女優志望のろくに英語がしゃべれないスウェーデン娘ウーラを主演女優に迎え、ホールドミー・タッチミーらニューヨーク中の裕福な老婦人達から色仕掛けで巻き上げた出資金を元に、
 史上最悪のミュージカル製作に乗り出していく。