“スパガ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『SUPER☆GiRLS』の元メンバーで初代リーダーの八坂沙織がプロデュースするアイドルグループ『終末のアンセム』。
彼女たちが8月1日に渋谷のSHIBUYA VIDENTで1stミニライブ『終末のアンセム1st mini LIVE~ここから始まる~』を前に報道陣向けに記者会見を開いた。
グループ名は『例え世界が終わっても、私達は歌い続ける』という信念のもと活動するグループというコンセプト。2024年5月にメンバーが発表されあゆ、えめ、かれん、きぃ、にゃむ、みいあ、めい、るーで活動を開始した。
ステージで会見が行われ、声をいっぱいに張って元気よく登場したメンバーたち。それぞれ自己紹介をしていく。約2ヶ月のけいこ期間を経てこの日を迎えたそうで、メンバー同士で笑い合うなど、すでに雰囲気もできあがっている様子。仲良しエピソードも質問があがると、みいあががけいこ時間が終わった後も、メンバーたちと話し込んで6、7時間くらい過ごしていたとも。
中でも「アンセムの歌のおねえさんになりたいです」と希望を挙げたえめは即興で歌いながら自己紹介をして、ムードを盛り上げたかと思えば、きぃはこの日を迎えられた喜びで感極まって涙することもあり、隣にいたかれんが優しくフォローを入れることも。
プロデューサーの八坂が手掛けた『HAPPYほら☆』という楽曲があるそうだがあゆは「結婚式をイメージしてほしいといわれていたんですけど、昨日、八坂さんから私たちのデビューしの瞬間を思ってということを思って作ってくれたと聴いて、私達のためにこんないい歌詞をと、みんなボロボロに泣いたんです。そんな刺さる歌詞があって」と、思い入れもある楽曲もあるそうだ。
グループの目標としては、あゆが米カリフォルニアで開催される巨大音楽フェス『コーチェラ・フェスティバル』の舞台に立つという大きな目標を明かすとともに「日本のアイドルとしてはTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)とかに出れるくらいに」と前を見据えていた。
そんな彼女たちを見守っていた八坂は「『ANTHEM』(アンセム)という曲は彼女たちのことを思って作った曲です。本当にステージに立ちたいという気持ちの強い子だけを集めました」と、胸を張って送り出していた。
そしてライブイベントへ。会場が人で埋め尽くされるなか『ANTHEM』をはじめ4曲を披露。8月のライブスケジュールをはじめ、現時点での全楽曲が本日8月1日の24時より配信スタートとなることをアナウンス。さらに、メンバーたちにもシークレットだった彼女たちのMVもサプライズで公開され会場が熱気にあふれるなか、あらためてラストにもう一度『ANTHEM』をドロップして、熱狂の一夜を締めくくっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ