辰巳雄大 新海誠監督作品原作の舞台「雲のむこう、約束の場所」へ第一声から並々ならぬ熱い思い!高田翔、伊藤萌々香らと会見開催

辰巳雄大 新海誠監督原作の舞台「雲のむこう、約束の場所」へ第一声から並々ならぬ熱い思い!高田翔、伊藤萌々香らと会見開催2

舞台「雲のむこう、約束の場所」会見が開催!

 アイドルグループ『ふぉ~ゆ~』の辰巳雄大(31)、ジャニーズJr.の高田翔(24)、『フェアリーズ』の伊藤萌々香(20)が6日、都内ホテルで舞台『雲のむこう、約束の場所』(演出:内藤裕子)記者会見を浅野温子(57)、湖月わたる(46)、松澤一之(62)とともに開いた。

 大ヒットした劇場アニメーション『君の名は。』で知られる新海誠監督が手がけ2004年に公開したオリジナルアニメーションを初舞台化。津軽海峡を境に南北に分断された架空の日本が舞台。対岸の国境の地である青森に住んでいる2人の少年・藤沢浩紀(辰巳)と白川拓也(高田)はエゾ(北海道)に高くそびえる謎の塔をヴェラシーラと名付けた飛行機を自作し、2人の憧れの少女・沢渡佐由理(伊藤)とともに塔まで一緒に飛ぼうと約束するのだが佐由理は突然の転校で約束は果たされなかった。時は過ぎ、海峡間での摩擦は増え、塔の秘密が暴かれていくが、あのときの約束が1つの鍵となり3人を結びつけていく。彼らの想いを乗せた飛行機は、約束の地に飛ぶことができるのだろうか……。舞台版では分断された2つの国に暮らす大人の背景も描き、舞台作品としてより深みを増したものとなっている。

 会見には制服姿で3人が登場。辰巳は新海監督のファンのようで、第一声から熱い思いを語り尽くすこととなり、「新海誠さんの作品が舞台化されるというだけでいちファンとして驚きでしたが、そこにまさか自分が出演できて、しかも主人公の藤沢浩紀を演じられると聞いて毎日興奮と嬉しさで胸がいっぱいなんです。新海さんの作品は映像が素敵なところがありまして、1人1人のキャラクターが素敵に描かれているなという印象があります。ですので、浩紀の人生を背負って舞台に立つぞという気持ちでいまけいこに臨んでいます。東京公演の東京国際フォーラムホールCは中学校2年生のときに初めてお芝居をやらせて頂いて、その時以来のその舞台に立つことになるんです。そのときにお芝居が好きだと思える時間だったので、あのときの自分との約束を果たせているのかということで、感慨深い部分とやってやるぞという気持ちで臨んでいます。それに、青春物語に憧れていたんですが、あれよあれよといううちに、後輩がたくさんそういうのをやっていき、羨ましいなと思っていたんですけど、このタイミングで同級生との青春物語ができるのは本当に嬉しくて、自分の糧になる作品というのは間違いありません。それが新海監督の描く青春ものということで幸せに思っています。浩紀はとにかく何事にも、自分お夢に対しても一途に取り組んでいく部分がある男です。自分もスイッチ入ると周りが見えなくなるぐらい熱くなってしまう部分があるので、そういう部分を大切に自分の経験を大切にしながら舞台に立っていきたいと思います」。

 そんな辰巳の熱い思いが語られまくったところで、高田は、「先輩と共演するのが久しぶりで本当に緊張していて、パンフレット撮りがありまして、もうすごいすぐに同級生になれました(笑)」と、すでに辰巳と連係が取れそうな様子も。ただし、拓也が物理学を学んでいるという設定のため「物理学の教科書をもらったんですけど……」と、その難易度の高さに苦笑いだった。

 一方、辰巳と同じく新海監督作品のファンという伊藤は、「DVDで自分で購入して観るくらい好きで、メンバーが私が新海さんの作品を好きなのを知っていたので、『良かったね!』と言われて。実際作品への出演が決まったときにインフルエンザで寝込んでいたんですけど、嬉しくて、映像を見直してました」と、病気の療養にもいい結果になったよう。それでも、伊藤が「本当に佐由理ちゃんは可愛らしい子なのでこんな可愛らしい子を表現できるかなって……」と、自信なさげだったが辰巳は「画面から飛び出してきた用な感じですよ!」と、励ます一幕もあった。

 さらに伊藤が、「辰巳さんがなんとこの業界デビューしたときに、私は生まれたらしいので、その距離を感じさせない演技ができれば」というコメントが飛び出し、辰巳は頭をかきながらはにかむ一幕も。そこで記者からも辰巳へ「同い年という設定に抵抗はない?」と質問も飛んだが、「それを超えていくのがお芝居の力だと思っています。逆に伊藤さんだったり高田が持っているキャピキャピ感とかそういうものを吸収しながら、けいこできているので、自然に藤沢浩紀になれている感覚はありますね」と、吸収するものが多いようだった。

 3人の距離の詰め方も話題に上がったが、辰巳は「パンフレット撮影のときに2人と初顔合わせだったんですけど、1ヶ月で同級生にならなくちゃいけないということで、いままで呼ばれたことないあだ名をつけようってとなりまして」と、伊藤を“うもちゃん”、高田を“だしょう”、辰巳を“みゅうくん”というあだ名をつけたのだとか。高田によると「でもあまり浸透してないんです」と笑ったが、伊藤は「私は“うも”はなじんできてますよ」と、人それぞれといったよう。

 なお、この日は浩紀と佐由理がバイオリンを弾くということで楽器も披露。そこで記者から「フェアリーズとジャニーズがそろってますけど歌いますか?」と質問も寄せられ伊藤は「踊りはないですけど、歌う予定はいまのところあります」と、明かしていた。

 最後に辰巳から「言葉の力もたくさん感じる作品です。映像も素敵ですけど、舞台は生身の人間だからこそできる素敵な芝居になっています」と、呼びかけていた。

 舞台『雲のむこう、約束の場所』東京公演は4月20日から24日まで全7公演で東京国際フォーラム ホールCにて、大阪公演は同5月2日に全2公演でNHK大阪ホールにて上演!

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