藤吉夏鈴「涙が出そうになる瞬間」へ感慨!机“かついで”帰宅に髙石あかりら衝撃

藤吉夏鈴「涙が出そうになる瞬間」へ感慨!机“かついで”帰宅に髙石あかりら衝撃5

(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 アイドルグループ『櫻坂46』藤吉夏鈴が8月10日に東京・テアトル新宿で主演映画『新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!』(監督:小林啓一/配給:東映ビデオ)公開記念舞台あいさつに俳優・髙石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、小林啓一監督とともに登壇した。

 藤吉夏鈴演じる主人公・所結衣は、正体不明の作家“緑町このは”に憧れる文学少女。このはに会いたい一心で、このはが在籍する名門・私立櫻葉学園高等学校に入学し、文芸部への入部を試みる。しかし、とある理由で文学部の入部はかなわず……。このはに会いたいという気持ちが強すぎる結衣は、落ち込む結衣に文芸部の部長・西園寺茉莉(久間田琳加)が手を差し伸べ、正体不明の作家“このは”を見つけ出せば入部を許可するという条件を提示。結衣は、“このは”へのインタビュー実績がある学園非公認の新聞部に潜入し、部長・かさね(髙石あかり)と副部長の春菜(中井友望)のもとで新米記者“トロッ子”として活動することになるが・・・?
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 上映後に登壇したキャスト陣。ついに前日8月9日に公開となり、藤吉は「1年前に撮った作品が、こうして世に出るのが初めてのなので、不思議な気持ちです。そして、いま、観てもらえて幸せな気持ちです」と、心境を。

 撮影の話題へ。「楽しかったシーンは」と言いかけて、言ってネタバレにならないか周囲を見回して言葉を選びながら、「(髙石演じる)かさねとお別れするシーンは印象に残っているんです。あのときは、自分でもどういう感情だったか分からなくて、でも涙が出そうになる瞬間があって。心が動く瞬間が少なくなっている時期だったので貴重な感情だったことを覚えています」としみじみとするシーンがあるそう。

 髙石もそのシーンのことへ、「その気持ちが伝わってくる瞬間で。かさねと結衣というだけではなく私と藤吉さんという、言葉では言い表せない空気感があったんです。好きなタイミングで演技をしていいと言われたので、感じた瞬間にセリフを発していたし、お互いが感じ取ろうとしている雰囲気だったので私も鳥肌が立つような空気感だったと思います」と、返して2人で笑い合っていた。

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 「撮影しているときは初めての経験が多かったので暗い部屋の中にいる感覚だったんです。こうして時間が経って振り返ってみるとそれは、感じたことがない感覚でした。貴重な時間だったと思いますし、何より(小林監督からもらった)手紙の中で戦友と言って頂いたことが嬉しくて」と喜んだそう。そんな小林監督とのエピソードとして「ずっと隣にいてくださって、向き合ってくださって素敵でした」と、印象を語っていた。

 イベント後半には、自身の最近身近で起こったスクープを見出し風にフリップで発表するコーナーも開催。『◯◯デビュー』としたためた藤吉は「宇多田ヒカルさんがレコードを出していらっしゃって、レコードプレーヤーを持ってなかったので、買いに行きました。ただ、レコードプレーヤーに針を落とすのが下手なのか“ジジジジ”って鳴ってしまって、使いこなせてなくてあんまり聴けてないです。練習します」と、照れ笑い。

 さらにもう1問、作品のタイトル“新米”にかけて、新しく行ってみたいことへ、『家具づくり』とした藤吉は、「アンティークショップがおうちから10分のところにあって。そこから机を持ち運んだりして。机も持ってみたらなんかハマって。作る側に回ってみたいです」と、願望を。ここで髙石が“机を持ち運んだりして”の部分に「持って帰ったりしたってこと?」と尋ねると藤吉は15分かけて「かついで帰りました」と詳細を明かし、髙石が「藤吉夏鈴が机かついでるのを見た人がいたってことですよね」と、衝撃を受けたような声色で驚いていた。

 そして藤吉から「多くの方とかかわって作った作品を観て頂くことができてすごく幸せに思います」と、メッセージを寄せていた。

 映画『新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!』は公開中!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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フリップで顔を隠す藤吉

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