漫画家・尾田栄一郎氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載している漫画『ONE PIECE』。
漫画のみならずアニメ、映画、音楽、ゲーム、グッズなどさまざまに展開されているがその『ONE PIECE』のコンテンツが集結する大規模イベント『ONE PIECE DAY’24』初日が千葉・幕張メッセで開催された。
3年目を迎えた今年は幕張メッセを舞台に、初めて展示エリアとLIVEエリアの2会場に分け、スケールを拡大して実施。展示エリアで実施されたオープンステージでは、TVアニメ『ONE PIECE』名シーン選挙-製作陣が選ぶ思い入れのある100選-、ONE PIECE WORLD FIGURE COLOSSEUM 造形王頂上決戦ステージ、ONE PIECE バウンティラッシュ 第2回超奪取祭 など、豪華出演者をゲストに迎えさまざまな催しが行われた。
また、豪華アーティストが集結したLIVEエリア『ONE PIECE DAY’24 SPECIAL LIVE』では、大槻マキ、きただにひろしの出演に加え、『ONE PIECE』の“音楽”をさまざまな角度から盛り上げてきたGRe4N BOYZ、 Mori Calliopeが出演し、その日限りの特別なセットリストで会場を盛り上げた。そしてアンコールではサプライズゲストとしてGLAY・TERUが登場し、きただにひろしやGRe4N BOYZと共演となった。
以下、公式レポート部分。
■『TVアニメ『ONE PIECE』名シーン選挙 -製作陣が選ぶ思い入れのある100選-』
ゲストに俳優の渡部秀、 AKB48・19期研修生の伊藤百花が登壇し、TVアニメを手がけた製作陣とともに、全100シーンを振り返りました。
その中からファン投票上位30位から順に発表を行いました。第3位は第37話「ルフィ立つ!裏切られた約束の結末!」の「ルフィ………助けて…」「当たり前だ!!!!!」とナミの涙の訴えにルフィが全力で応えるシーンがランクイン。第2位には第706話「行けロー優しき男最期の戦い!」にてローに見せた満面の笑顔のコラソンが「愛してるぜ 」と言うシーンがそれぞれランクイン。
そして、栄えある第1位に選ばれたのは、第312話「ありがとうメリー!雪に煙る別れの海」にて、限界を迎え、燃えながら麦わらの一味に「今まで大切にしてくれてどうもありがとう」と感謝と別れを告げるゴーイング・メリー号が登場する名シーンが見事選ばれました。
このシーンを映像で振り返りながら涙を流す観客が続出。全員が納得の1位の発表に、製作者の長峯氏は「大体、主人公たちが壊れたロボットや機械に「ありがとう」っていうことはあるけど、『ONE PIECE』だとメリー号から「乗ってくれてありがとう」というところが印象的」「(スタッフが)絵コンテを
書きながら泣いて、絵コンテに涙がこぼれる。夜、作業して朝見るとコンテに涙の跡が残ってる。これ嘘じゃないです」とコメント。この感動の名シーンの舞台裏を振り返りながら、その素晴らしさを語りました。
■ONE PIECE バウンティラッシュ 第2回超奪取祭 決勝戦
オープンステージでは、15時30分からONE PIECE バウンティラッシュ 第2回 超奪取
祭 決勝戦を開催しました。MCに倉持由香、実況に平岩康佑、バウンティラッシュチ
ーフプロデューサーとしておなじみのたなPが登壇し、白熱した戦いを繰り広げまし
た。
決勝戦では「おともだち」チーム、そして昨年の優勝チームメンバー2名がいる「アンビバレント」チームの2チームが優勝をかけて戦いました。第1バトルでは「おともだち」チームが初戦で勝利し優勢に。しかし、「アンビバレント」チームが食い下がり、第2バトル、第3バトルと連続勝利。優勝に王手をかけました。そして、運命の第4バトル。お互い譲らない激戦の末、「アンビバレント」チームが勝利を飾り見事優勝。「アンビバレント」チームには優勝楯が贈られ、喜びの笑顔が見られました。さらに決勝戦終了後に全世界1.5億ダウンロード突破記念PVが公開され、8/19(月) 20時に生放送配信の決定が告知されました。
PV URL:youtu.be/nZ602l4rR4M
■DAY1:LIVEエリア
豪華アーティストが出演するLIVEエリア『ONE PIECE DAY’24 SPECIAL LIVE』では、 GRe4N BOYZ、Mori Calliope、大槻マキ、きただにひろしの4アーティストが登場。約6,000人を収容した会場は大きな熱気に包まれました。オープニングアクトを飾ったのはGRe4N BOYZ。
アタックムービーが流れると手拍子が起こり、「東京ワンピースタワー」のために提供された「PHANTOM~約束~」を歌唱。続いて「ONE PIECE DAY’24最後まで楽しんでいきましょう!」という掛け声でオープニングアクトを盛り上げました。続いて登場したMori Calliopeは、コミックス106巻 公式テーマソング『未来島 ~Future Island~』 を披露。 さらに、「ヒカリへ」をカバー歌唱しこの日だけの特別な演出で会場を魅了しました。
続いて登場した大槻マキは、新旧人気エンディングテーマ3曲を披露。疾走感溢れる「RUN! RUN! RUN!」を1曲目に歌い出すと一気に会場の熱が高まりました。
トリを飾ったきただにひろしは、名主題歌を4曲披露。登場とともに会場中オールスタンディング。最初から最後までエネルギッシュなパフォーマンスで観客を沸かせました。
そして、アンコールではサプライズゲストとしてロックバンドGLAYのボーカル、TERUが登場。まさかのサプライズに会場はこの日一番のどよめきが起こりました。昨年行われた30周年を記念した彼らの大型企画「GLAY EXPO」のキービジュアルを、『ONE PIECE』の原作者・尾田栄一郎氏が描き下ろしたことがきっかけとなり、今回の出演が決まりました。
TERUがソロで代表曲『HOWEVER』を歌唱。その特別な演出に会場に集まった『ONE PIECE』ファンも大歓喜。さらにきただにひろし、GRe4N BOYZも加わこの日二度目となる『ウィーアー! For the new world』を改めて熱唱、会場の量は最高潮を迎えました。
歌 唱後、きただにひろしが「みんなとウィーアー!歌えて最高でした 」とコメ
ント。TERUからも「今日はみなさんありがとうございました!」と感謝を伝え、「ONE PIECE DAY’24 SPCIAL LIVE」の初日が無事幕を下ろしました。
<セットリスト>
GRe4N BOYZ
・PHANTOM ~約束~
・weeeek
・オレンジ
・キセキ
・ 4 ever ドーン!!!!
・声 ~koe2018~
Mori Calliope
・未来島~Future Island
・MERA MERA
・ヒカリへ
大槻マキ
・ RUN! RUN! RUN!
・ Dear sunrise
・ memories
きただにひろし
・ウィーゴー!
・OVER THE TOP
・あーーっす!
・ウィーアー! For the new world
TERU
・HOWEVER
TERU/きただにひろし/GRe4N BOYZ
・ウィーアー! For the new world