杉田智和&小林竜之「KING OF PRISM」舞台挨拶一緒に登壇「嬉しい」!「思い出の1日」

杉田智和&小林竜之「KING OF PRISM」舞台挨拶一緒に登壇「嬉しい」!「思い出の1日」3

 アニメーション『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』(総監督:菱田正和/配給:エイベックス・フィルムレーベルズ)開記念舞台あいさつ~グロリアス・シュワルツ!~が8月17日に東京・新宿バルト 9のシアター9で開かれ如月ルヰ役の蒼井翔太、大和アレクサンダー役の武内駿輔、高田馬場ジョージ役の杉田智和、高田馬場ジョージGS/池袋エィス役の小林竜之、一条シン役の寺島惇太、香賀美タイガ役の畠中祐が登壇した。

 プリズムショーに魅了された個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる“プリズムスタァ”を目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリー。2016年1月に公開され口コミから人気に火がつき「応援上映」という上映方法を世間に広めるまでに至った劇場アニメーション『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。その後シリーズ化され3作が放送や公開がされたシリーズが、約4年ぶりに新作として帰って来ることとなった。

 高田馬場ジョージ役の杉田と高田馬場ジョージのゴーストシンガーを務める小林がともに並んでイベント出演はこれが初。それだけに、2人とも「嬉しい」と、満面の笑みを浮かべるエモーショナルさ。では、前作の舞台あいさつでなぜ2人が一緒にならなかったのかへ、杉田としては「こういう部分で意図的に避けていた部分があるんです。小林竜之くんの扱いをどうするんだっていうのがあって」と紹介の仕方と立ち位置が難しかったことや、本作となって池袋エィスともう1つの役が小林が担当することになったということで「並んで出ても大丈夫だろうということで」と、小林へ温かい視線を向けながら話していた。

 小林としては歌だけと聴いていたため、池袋エィスというキャラクターが生み出されたことへ「想像もしていなかったので、歌からキャラクターを生み出してくださった監督やスタッフさんに感謝したいですし、杉田さんとこうして舞台に立てたことが嬉しいです。

 アフレコの話題となり、杉田はジョージが「“やったァァァァー!”」と叫ぶシーンはアニメ『ガンダムSEED』に出てくるムルタ・アズラエルというキャラクターを実はオマージュしていたことや、台本にはなかった「頑張れジョイ」なる掛け声を「本番でいきなり言ったらどうなるか」と思いつつ、入れたところそれが採用され、その後の台本のセリフにも影響を与えたというエピソード。そこから家庭用食器洗剤な“ジョイ”をあげながら「汚れと一緒に自分が消えそう」と、冗談を飛ばして爆笑をさらう。

 さらに、杉田自身は歌唱する役を演じることは少ないのだそうだが、『KING OF PRISM』シリーズではゴーストシンガーがいるというスタンスをとっても違和感がないということで、「歌えないのに作品に出てというお声を頂くことがありますけど、そんな不可能を可能にするというのはキンプリさんだからこそで、本当にありがとうございます」と、感謝していた。

 そして小林から「キンプリ再始動までの時間でこのままジョージとしてお話ししたりとか、杉田さんと登壇させていただくことはないのかなと思って寂しかったんです。けれど、再始動して、ジョージとエィスが一緒に舞台あいさつに立てたことが幸せです。自分の中で歴史に残る思い出の1日になりました」といえば、杉田も「生まれた縁は大事にしていきたい」とうなずく、優しい雰囲気となっていた。

 『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』は公開中!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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