アニメーション『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』(総監督:菱田正和/配給:エイベックス・フィルムレーベルズ)公開記念舞台あいさつ~ナナイロノツドイ!~が8月17日に東京・新宿バルト9のシアター9で開かれ一条シン役の寺島惇太、太刀花ユキノジョウ役の斉藤壮馬、香賀美タイガ役の畠中祐、十王院カケル役の八代拓、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、西園寺レオ役の永塚拓馬、涼野ユウ役の内田雄馬が登壇し司会はお笑いコンビ『天津』の天津飯太郎が務めた。
プリズムショーに魅了された個性豊かな男の子たちが、女の子をもっともトキめかせる“プリズムスタァ”を目指してさまざまな試練や困難に立ち向かっていくストーリー。2016年1月に公開され口コミから人気に火がつき「応援上映」という上映方法を世間に広めるまでに至った劇場アニメーション『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。その後シリーズ化され3作が放送や公開がされたシリーズが、約4年ぶりに新作として帰って来ることとなった。
7人がそろって舞台あいさつに立つのは約4年ぶりなのだそうで、1人1人が特色の強いあいさつをして、それぞれツッコんだり、ツッコまれたり爆笑連発の大盛りあがりするなかでイベントをスタート。
永塚は見どころとして、「キンプリといえば合いの手なので(観客の)試されてますよ」と、観客たちの対応力の高さもポイントと話していた。
イベント途中にはこの日30歳の誕生日を迎えた畠中をサプライズでお祝いするコーナーも開催されるなか、あっという間に時間がきてしまい内田から「キンプリの新作をまたみなさんと共有できる日が来ると思わなかったです。これからも何年もみなさんに笑顔をくれる作品だと思いますので盛り上げていきたいと思います」とあいさつ。
永塚は「みなさんとお会いできると思っていなかったので、みなさんは奇跡を起こせる方々だなと思いました。いままでずっとプリズムの煌めきが足りてなかったと実感しています。プリズムは定期的に接種していかないとと思いました。劇中には『嘘予告』もありましたがみなさんで“嘘予告”ではないようにしてもらえれば」と話すとともに、レオの声で「ありがとう」を伝える。
五十嵐からは、記者たちの方を向き、今後の宣伝活動に協力するよう要請するとともに、本作を「イマーシブシアターエンターテインメントの最前線です!」と、キャチーな言葉で伝えて6人を唸らせる様子も。その五十嵐があまりに盛り上がったため八代は少しやりづらそうだったが、「いまので帰ってきた感じがしました(笑)」と記憶も鮮明に蘇ったといい「助け合いでみなさん生きていきましょうという気持ちです。ありがとうございました」。
畠中は、「この作品、オーディションから含めると二十歳くらいからの作品です。1番いいタイミングでの舞台あいさつで、また集えて祝ってもらえて最高の誕生日になりました。これからもタイミングごとにそろったりみなさんにお会いできれば」とメッセージ。
斉藤からは「自分が声優として関わった作品ですが、1つのエンタテインメント作品として、全部新規カットじゃないかというくらいワクワクしました。未来が決まっていないということは、未来を我々の力でどのようにでも作っていけるのではないかと思っています」と、続編への熱意を窺わせるようなコメントを。
そして寺島は「たくさんの方にずっとキンプリを応援したけて嬉しいです」と話すとともに、劇中にある“嘘予告”についてふれ「嘘はダメ!絶対!!」と、観客と一緒に唱和し、「菱田に届け」と、菱田監督の続編への意欲を刺激するような盛り上げ方をしていた。
最後は7人と会場一体となって「ミュージックレディースパーキング!」と、声をそろえ勢いを増したままイベントを終えていた。
アニメーション『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ