“キンプリ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉、俳優・坂東龍汰、前田拳太郎の3人が主演し10月4日より公開予定のオリジナルアニメーション映画『ふれる。』(監督:長井龍雪/配給:東宝 アニプレックス)。本作のキャラクターの新場面写真とともに舞台となる高田馬場の商業施設 BIGBOXで映画『ふれる。』公開記念となるパネル展が開催予定であることが発表となった。
同じ島で育った幼馴染・秋(永瀬)と諒(坂東)と優太(前田)。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。生活はバラバラながら島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で3人を結び付けていたため通じ合っていた。しかし、“ふれる”の隠されたもう1つの力があり3人の友情にも変化が訪れ……。
公開となった新場面写真は、白石晴香、石見舞菜香、皆川猿時、津田健次郎らのキャストが演じる鴨沢樹里、浅川奈南、脇田、島田公平といった4人のキャラクターの個性や主人公3人との関係性が見えてくるシーン。
鴨沢樹里は、主人公3人と同い年の20歳。芯の強い姉御肌で奈南のボディーガード的な存在ではっきり物事を言うタイプ。白石からは本作について「『ふれる。』は、不思議な生き物の力によって”決して当たり前ではない大切なものに気づくことが出来る”そんな作品です。見ると家族や友人に会いたくなると思うので、ぜひ!大切な人を誘って劇場でご覧ください!」。
浅川奈南は、鴨沢樹里と同じく、20歳で元服飾専門学生。誰にでも優しく、八方美人な一面も。樹里とともに秋達と出逢い、交流を深めていく。演じる石見は、2013年に放送された『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子役の演技に心を打たれ、声優を志したそうで、『あの花』クリエイター陣の作品に出演することが大きな夢の1つだったという。そんな本作へ、「便利なツールが増え、どんどん目と目を合わせて気持ちを伝える機会が少なくなっている今だからこそ、多くの方にふれていただきたい作品です。不思議な生き物、「ふれる」もとっても可愛いので、『ふれる。』公開の日を、一緒に楽しみに待ってくださると嬉しいです」と語っている。
脇田は、秋・諒・優太の学童時代の恩師で、おおらかで人当たりが良く、お酒が好き。永瀬、坂東と2020年公開の映画『弱虫ペダル』で共演もしている皆川猿時となり「53歳にして、劇場アニメーション声優初挑戦!ということで、非っ常に興奮しました。いやー、いつも以上にデッカい声が出ちゃってたと思います」と語り、声の収録後は「“はやく映画館で『ふれる。』観たいんですけどー!!!”と、さらにマシマシで興奮しております(笑)。幸せだなぁ」と、メッセージを。
島田公平は、服飾専門学校の先生で、優太のクラスの副担任で、ある事をきっかけに優太を気にかけるようになるという役どころで津田健次郎が演じる。「アニメと実写の狭間にリアリティを置いた感覚、しかしやはりアニメーションでしか出来ない事をやっている、その面白さ。演じさせて頂く人間もエッジが効いていて興味深かったです。現代的、でも普遍的なこの映画、楽しんで頂けますと幸いです」と話した。
一方、開催が決定した「映画『ふれる。』 公開記念 パネル展」は9月1日から10月31日に開催を予定。劇中に登場する高田馬場の風景や本作の世界観が楽しめるスチールパネルが掲出される他、長井監督からのコメントや、メインキャスト3人の直筆で書かれた色紙の展示、メインキャストらのコメント映像の上映もするとしている。劇中にも登場する<BIGBOX高田馬場>の風景が収められた場面写真も公開された。
■「高田馬場が舞台!映画『ふれる。』公開記念 パネル展」概要
実施場所:BIGBOX高田馬場 正面入り口風除室内
実施期間:9/1(日)~10/31(木)
※記事内画像は(C)2024 FURERU PROJECT