『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(監督:長井龍雪/配給:アニプレックス)上映会&スペシャルトークイベントが9月1日に埼玉・ユナイテッド・シネマ ウニクス秩父で開催され声優・茅野愛衣、石見舞菜香、長井監督が登壇した。
2011年にTV放送され2013年に劇場版の公開され感動を呼んだ“あの花”の略称でも親しまれているオリジナルアニメーション『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。同作を手掛けた長井監督、脚本・岡田麿里氏、キャラクターデザイン・田中将賀氏の最新オリジナルアニメーション映画『ふれる。』(配給:東宝 アニプレックス)が10月4日に公開を控えていることから開催されたイベント。茅野は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で物語のキーとなる“めんま”こと本間芽衣子役で出演、石見は『ふれる。』浅川奈南役で出演していることからゲストとなった。
以下、公式レポート部分。
お客様の大半が「秩父三部作」を鑑賞済みという、作品愛溢れるファンの大きな拍手に迎えられ監督の長井龍雪、『あの花』でめんま役を務めた茅野愛衣、そして映画『ふれる。』で浅川奈南役を演じる石見舞菜香が舞台上へ。それぞれ「最近秩父に来たのはいつの事?」という質問が投げかけられると、3人の中で最も直近に秩父へ訪れていたのは、『あの花』10周年記念BOXオリジナル朗読劇でぽっぽの息子、久川壮太役を演じていた石見。「7月に友人と秩父にきました。これまでにも何度か『あの花』の聖地巡礼をしているんです!」と『あの花』への並々ならぬ愛を告白。さらに、石見の衣装には、自身が購入したという“めんまのお守り”が付けられており、「尊敬する茅野さんのように声優になりたい!と願いを込めてお守りを買ったのですが、願いが叶ってこうして同じ舞台にも立たせてもらって。このお守り効きます!」と大絶賛。
そんな石見の『あの花』愛に、長井監督と茅野は「ガチめのファンですね!」と喜びつつ、長井は「最近“子供のころに『あの花』観てました!”と言われることが増えてきて、業界にもそういう人が増えている。自分もそういう年齢になったんだなと思っています」と話し茅野は「わたしも、先日あるイベントで『ぼっち・ざ・ろっく!』のキャストのみなさんから『あの花』好きです!と言われて凄く嬉しかったです!」とコメント。
そして、話題は最新作となる映画『ふれる。』に。長井監督は「男の子3人が主人公です。彼らが東京に来るところから物語が始まります」、石見は「これまでは秩父が舞台でしたが、今回は高田馬場が舞台となっています。これまでの作品はタイトルが長い印象でしたけど、今回はキャッチ―!素敵ですよね。どんな年齢の人にも、何を伝えたいのかがすっと伝わる作品だと思います。キャラクターひとり一人、共感できるんです」と話すと茅野は「凄く的確!」と石見の作品紹介を絶賛するも、ここでふとあることに気が付き、「私いま、的確とか言ってしまいましたね?」と少し慌てたところで、MCから今日の舞台挨拶でのサプライズ発表を促されると「実は、秩父3部作に出ていたメンバーで、映画『ふれる。』に出演させていただいているんです…!なのでちょっと内容を知ってまして…やっとみなさんに言えました!」という茅野の言葉とともに劇場のスクリーンには解禁された9人のそうそうたるメンバーの名前が表示されると、客席からは大きな拍手が響いた。茅野は続けて、「『あの花』チームは同じ日に収録出来たので、同窓会みたいになりました(笑)懐かしさを感じました。是非映画館でわたしたちを見つけてほしいです。“みつかっちゃった!”するので(笑)」と語ると、長井監督は「いやいや、みなさん全然変わらないし、全然隠れてないですよ(笑)」と添え、石見は「確かに!皆さんの声が一瞬で分かりました!」と『あの花』ファンらしいコメントを寄せ、新作への期待が高まるなか、イベントは大盛況のうちに終了した。
この度、“心揺さぶる”青春三部作で圧巻の演技を披露していたキャスト陣が、最新作『ふれる。』に出演していることが発表!『あの花』 から、茅野愛衣(めんま)、櫻井孝宏(ゆきあつ)、田村睦心(じんたん幼少期)、瀬戸麻沙美(ゆきあつ幼少期)、豊崎愛生(ぽっぽ幼少期)、小形満(宿海篤)『ここさけ』から水瀬いのり(成瀬順)、内山昂輝(坂上拓実)、『空青』から、若山詩音(相生あおい)ら総勢9人が出演!あの人気キャラクターを演じた彼らが一体どんなシーンに登場するのか、ぜひ劇場で耳をすませながらチェックしてほしい!
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