タレント・あのが誕生日となる9月4日に東京・代官山の蔦屋書店で『あの写真集 あの在処』(小学館)発売記念プレス取材会に登場した。
あの5年ぶりの写真集。公私ともに交流のある写真家・川島小鳥氏が撮影を担当。新潟・佐渡島を舞台に撮影となった。
記者からなぜ5年ぶりに写真集を?という質問が。「ボク、写真集とかってすごく大事だなって思ってて。ほんと、それこそ(5年の間に)お話もいろいろあったりして。結構ちゃんと打ち合わせとかもしたけど、なくなったものもいっぱいあって」と裏話を披露。そのオファーなどについては、「それで、ボクがやっぱりその感じだったらやりたくないっていうもので断ってきたものが多くて」と、自身なりのこだわりがあったそう。
ではなぜ、今回の写真集のオファーを受けたのかといえば、「すごく普段お世話になってるスタイリストさんだったり、5年前一緒にやった川島小鳥さんがいて、なんかすごく信用があるというか、すごく信頼がある中でやれるのでいいなって思った」と信頼感があることが理由だったといい、「やっぱ5年経って、5年って数字的には短いんですけど、ボク的にはすごく激変したというか。環境の変化もあって、今の自分を切り取って残してもらいたいって率直に思いました」という思いに至ったのだそうだ。
5年前の自分と比べて、いまの自分は「あんまり中身とか性格は何も変わってないんですけど、なんかできることも増えたし、自分がこれは嫌だ、これは好きっていうのも明確になってる。今、その変化とかは撮影を通して感じました。花火を5年前にも写真集で撮ってて、今回も撮ったんですけど、なんかその時の自分をすごく思い出して。この5年、自分が歩んだ道が間違ってなかったなってすごく思えた時間でした」というあの。
そこで記者から成長を感じた部分は?という問いかけがされたが、「5年前は花火やって髪見ちゃえちって。今回は燃えないようにフードをかぶってやったんです。今回は燃えなかったで成長しました」と、らしいコメントを返して報道陣の笑いを誘っていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ