俳優・吉沢亮が9月5日に東京・新宿ピカデリーで主演映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(監督:呉美保/配給:GAGA)完成披露試写会に俳優・忍足亜希子、呉美保監督とともに開催した。
作家・エッセイストの五十嵐大氏の自伝的エッセイ『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』が原作。脚本は『ゴールド・ボーイ』、『正欲』などを手掛ける港岳彦氏が担当している。耳のきこえない両親の元で育った息子・五十嵐大(吉沢)の心の軌跡を描いている。
耳の不自由な忍足のために手話通訳の方も入るなか、上映前に登壇したキャスト陣。吉沢はグレースーツに緑のタイな装いでの登壇。気合が入りすぎていたのか、声を出そうとしてむせてしまう一幕もありつつ、「公開も近づいてきて、こうしてみなさんに観て頂ける日が来たということを通してどんなことを感じて頂けるかドキドキしています」と、心境を。
本作は上海国際映画祭、ロンドン映画祭のコンペティション、バンクーバー国際映画祭と海外にさまざま出品されており、この状況に吉沢は、「光栄な限りといいますか。本当に国や文化を問わず、観て頂いた方に伝わる普遍的なテーマなんだなって思いますし、多くの方にこの作品が広がってくれると嬉しいなと思いますね」と、笑みを浮かべた。
映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』は9月20日より全国公開予定!
※イベント別記事
・吉沢亮 忍足亜希子と同時に頭下げ“親子愛”!「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ