重岡大毅&上白石萌音『35年目のラブレター』出演!笑福亭鶴瓶&原田知世若かりし頃

重岡大毅&上白石萌音『35年目のラブレター』出演!笑福亭鶴瓶&原田知世若かりし頃1

 アイドルグループ『WEST.』重岡大毅、俳優・上白石萌音が2025年3月7日により公開予定の映画『35年目のラブレター』(監督・脚本:塚本連平/配給:東映)に出演することが9月6日に発表となった。

 2003年に朝日新聞で紹介され、創作落語化もされるなど感動を呼んだある夫婦の実話を映画化した作品。戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けてきた妻の物語となっている。

 西畑保役を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世が演じる。今回発表となった重岡と上白石は、西畑夫妻の35年前の若かりし頃を演じる。2人は2016年公開の映画『溺れるナイフ』以来の8年ぶりの映画共演となっている。

 2人からのコメントも公開となった。以下全文。

 ●重岡大毅:西畑保(にしはた たもつ)役
 この役を演じるにあたり、僕と鶴瓶さんに似通ったものを感じてキャスティングいただけたことが、めっちゃ嬉しかったです。萌音ちゃんとは久しぶりに会ったはずなのに気まずさも無く、はじめから信頼感がありました。大変なシーンもあったのですが、塚本監督はじめチームがいたから乗り越える事が出来ました。読み書きを覚え、皎子さんにラブレターを書いて伝えるという保さんの決心に僕自身、勇気をもらいましたし、“何かをやることに遅いなんてことはないんだ”というパワーに溢れた温かいメッセージがきっと作品を通してたくさんの人に届くんじゃないかなと思います。劇場でお待ちしております。ぜひ観にいらしてください。

 ●上白石萌音:西畑皎子(にしはた きょうこ)役
 原田さんの作品を拝見していましたし、歌が大好きでずっと聞いていたので、同じ役を演じられて嬉しかったです。台本を読んだ際、保役は重岡さんぽいなと思っていたので、重岡さんとの共演が決まったと聞いたときはさらに撮影が楽しみになりました。関西弁での演技に挑戦したのですが、現場のスタッフさんに関西出身の方が多く、困ったらすぐ頼っていました。撮影を重ねるごとに、段々関西弁に染まってきて本番以外でも関西弁になってました(笑)現場の温かい空気感が作品にも良い影響をもたらしていると思います。この作品を通して、この人のためになりたい、一緒にいたい、何かしたいと思う相手がいるのは、本当に幸せなことだと思いました。今の時代だからこそ、手紙の温かさが改めて伝わると良いなと思います。撮影中も保さんと皎子さんのことを考えるだけで幸せな気持ちになりましたし、こんなに心温まるエピソードが実話だという事が本当に素敵だと思います。映画を観た方にもそれが伝わると思いますので、ぜひ映画館でご覧いただきたいです。

 また、今回の発表にあわせてメインキャスト4人がそろったティザービジュアルも公開。温かさと切なさが交錯する4人が並んでおり、「その手紙は、精一杯の愛でした。」というコピーからは文字の読み書きができない西畑保の不器用ながらも幸せを教えてくれた最愛の妻・皎子への想いが感じられるものに仕上がっている。

 さらに本編映像も入った特報映像も公開。鶴瓶、原田の寄り添う姿はもちろん、重岡と上白石の出会いや苦悩が映し出され、「今日から私があなたの手になるわ」と告げる様子も窺えるものとなる。

 ■特報YouTubeリンク
 https://youtu.be/BvpFS8YMZqg

 ※記事内画像は(c)2025「35年目のラブレター」製作委員会