『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』(配給:東映)公開記念舞台あいさつが9月14日に東京・丸の内TOEIで開かれキュアワンダフル/犬飼こむぎ役の長縄まりあ、キュアフレンディ/犬飼いろは役の種﨑敦美、キュアニャミー/猫屋敷ユキ役の松田颯水、キャアリリアン/猫屋敷まゆ役の上田麗奈、兎山悟役の寺島拓篤、ゲスト声優でポン太&ポコタ役を務めたお笑いコンビ『ジャルジャル』後藤淳平、福徳秀介が登場し、司会は寺迫麿氏が務めた。
『わんだふるぷりきゅあ!』は『プリキュア』シリーズ史上初、“犬”のプリキュアらが活躍する物語。アニマルタウンで暮らすこむぎたちがプリキュアに変身して、心がガルガルしている謎の生物“ガルガル”を、力を合わせて助けていく。本作では、大人気ゲーム【ドキドキ♡タヌキングダム】の世界でこむぎたちが冒険を繰り広げる作品で、『ひろがるスカイ!プリキュア』と『魔法つかいプリキュア!』も大集合している。
上映後に自身が演じるキャラクターとともに手を繋いで現れたキャスト陣。『プリキュア』シリーズのイベントではおなじみのプリキュアキャストによる“名乗り”から始まり、『ジャルジャル』の2人もその熱気に当てられるように、後藤を前に立たせて福徳が“名乗り”をアテレコして会場が笑いと温かさに包まれるなかイベントはスタート。
ついに公開を迎え、「取材などでいろいろお話はしてきましたが、(公開されて)全部、全部話せるので嬉しいです!」と胸いっぱいといった様子。自身の見どころとしては、「初めて映像を頂いた時は絵は完全にはできあがっていなかったのですが、それができあがっていくたびにこむぎとユキ可愛さが止まらないんです!」と、2人の可愛さに癒やされたという。
種﨑もこむぎへのあふれる気持ちがあるようで「頑張ってたでしょ?可愛かったでしょ?」と、こむぎの飼い主のいろはのような目線でも楽しんでいたよう。
寺迫氏から劇中であらためて注目してほしい魅力は?と振られた長縄はカワイイ以外で“あらためて”の部分がすぐに思い浮かばなかったが、それをキャスト陣が手を握って応援する一幕が。その応援を受けて長縄は「ユキが照れちゃうところ」と、ユキとこむぎの新たな関係性が垣間見えるとアピール。さらに、こむぎが犬状態のときに立っているそうだが、ユキがシュッとしていることに対して、小麦はおなかがぽんと出ているところもチャーミングで大好きと話していたところ、横にいたキュアワンダフルがしゅんとしてしまい、みんなで励ますほほ笑ましいワンシーンも。
見どころへ種﨑と上田は『魔法つかいプリキュア!』の人気キャラクター・モフルンの登場に魅入ったという話しや「EDの1枚絵で小さきものたち、ワンちゃん、猫ちゃん、ウサギちゃん、鳥ちゃん、モフルンさんっていうのが可愛かったです!」と、アピール。その「小さきもの」のフレーズが印象に残ったという『ジャルジャル』がプリキュアでネタを見せる動画を作るならこの「小さきもの」のフレーズは入れたいと言わしめるほどで、これに種﨑は照れながら話を聞く様子もあった。
そして長縄から、「絆がテーマで愛をすごく感じる作品だと思っています。女の子同士の絆や愛、“まほプリ”(『魔法つかいプリキュア!』)、ひろプリ(『ひろがるスカイ!プリキュア』)のキャラクターとの愛だったりたくさんの違った種類の愛が本当に細かく散りばめられていて、それを1つ1つ感じ取れる、そんな作品で、なんて素敵なんだろうって思いました。大福も悟も力になってくれて、愛がもっともーっと大きくなっていくと思います。映画ももちろんですが、(TVアニメの)『わんだふるぷりきゅあ!』の応援もして頂けたら嬉しいなと思っています」と、メッセージを寄せていた。
『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ