山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢による声優とアイドルのハイブリットユニット『i☆Ris』が9月14日に東京・新宿バルト9で『Live & Documentary Movie ~i☆Ris on STAGE~』(監督:野中哲也/配給:エイベックス・フィルムレーベルズ)公開記念舞台あいさつを開いた。
2022年にデビュー10周年を迎えた『i☆Ris』。その10周年プロジェクトとしてさまざまな施策が行われてきたが、その最終章にして初の実写映画作品。半年間に渡り徹底インタビューが行われ、一人一人の思い出の地を巡りながら振り返る中で見えてきた、今まで誰にも見せることのなかった、迷い、苦しみ、挫折、そしてファンへの想いなどが詰まった過去、現在、未来を映し出す作品となっている。
過去のライブ衣装で山北いわく「ちょっとセクシー衣装」であわせてライブイベントのように客席の間からしゃべりながら登場し歓声を受け思い思いのポーズをとっての登場となった『i☆Ris』。
1人1人から本作の話題へ。山北からは「生々しいザ・i☆Risが観れると思います」と、アピール。
芹澤は今春にも『i☆Ris』主演のアニメーション映画も公開されているということもあり、「今年がピークかも。1年に劇場作品2作品ですよ!」と、思わず言いたくなってしまうほど驚きがあるのだとか。
茜屋は「そのままの自分が大きいスクリーに映るのが楽しみですし、『i☆Ris』の歴史をたどっている作品です」というと、作品を観てみて「伸びしろを感じています。常に今が最高という気持で更新していければ」と、未来へ向けるようなコメントも。
若井は過去といまを比較して「いまの力の抜き方がうまくなった『i☆Ris』と、がむしゃらにバキバキに踊っていたころもあるなって」と違いを感じたそう。
久保田は『i☆Ris』メンバーたちが実はプライベートでは一緒に食事をしたり個人的な話をすることは少ないグループということで「こんなことしゃべってたんだ!って思って。お客さんとしても新鮮ですし、私たちもほかメンバーの新鮮な姿を観れただろうなって思っています」と、感想を語った。
作品内の楽曲については、メンバーたちが使ってほしい希望のライブイベントはスタッフに伝えたそうだが、曲の指定まではせず、そこはスタッフが決定したそう。そのため芹澤が入れてほしいと願っていた、『§Rainbow』(セクション・レインボー)という楽曲は残念ながら入っておらず、スタッフも入れた気になっていたという方が続出したというエピソードも披露していた。
イベント中には話をしていないメンバーが客席にファンサービスをするなか、イベント後半には2021年3月末に卒業した“ずっちゃん”こと澁谷梓希から卒業後初となるメッセージが届けられることに。(全文は文末にて紹介)このことが伝えられた瞬間、メンバーたちは驚愕といった表情になったり、『i☆Ris』時代のあいさつが入った文章に懐かしそうにしたりと笑顔が連発するものとなっていた。
『Live & Documentary Movie ~i☆Ris on STAGE~』は公開中!
■澁谷梓希メッセージ
『Live & Documentary Movie ~i☆Ris on STAGE~』の公開、誠におめでとうございます。
八重歯とエクボは笑顔の証(しるし)、ずっちゃんこと澁谷梓希です。
この文言、i☆Ris卒業以来初めて使いました!笑
昨年のi☆Ris 8th Live Tour 2023 ~わっしょい!!!!!~を観に行かせていただきましたが、i☆Risの魅力溢れる「ライブ」は、本当に誰もが虜になってしまうなぁと感じました。
メンバーとしてステージに立っていると見ることのできない、俯瞰から見るとわかるステージセットの細かいこだわり、照明チームの楽曲やメンバーへの想いのこもったライティング、それぞれの声が活きるように調整 されたPAチームの技術力、陰で支えてくれている舞台監督チームやたくさんのスタッフさん。そして何よりも、i☆Risを愛してくれているファンの皆さんの開演前の期待感でいっぱいのソワソワ感や、開演後の音響に負けない大きな声援。全てが1つになると、それはもう全身鳥肌ものです。
もっとみたい、またみたい、そう思えるライブ。これをずっと作り続けていることは、とてもすごいことだなぁと感じます。
アニメーション映画も観にいきました。ファンへの愛が詰まっていて、1ファンとして嬉しかったです。
i☆Risの歴史を感じられる、今作も絶対に観に行こうと思います。ハンカチ必須ですか??笑
この先も「愛し、愛され、i☆Ris」の想いを大切に、たくさんの方に夢や希望を与えてほしいです。
またみんなにお会いできる日を楽しみにしております。
i☆Risの未来に幸あれ!らぶちゅっちゅ♡♡
澁谷梓希
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ