人気デュオ『KinKi Kids』堂本剛主演で10月18日より公開予定の映画『まる』(監督:荻上直子/配給:アスミック・エース)。本作のキャラクター映像とムビチケカード情報が9月16日に解禁となった。
堂本27年ぶりの映画主演作品で荻上直子監督オリジナル作品。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田がふと見かけた○(まる)に、浸食され始めるという奇想天外な物語となっている。共演は、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、柄本明らが出演している。
公開されたのは堂本剛演じる沢?と、豪華キャストが演じる沢田を取り巻くキャラクターたちが個性あふれるセリフとともに捉えられた、2種12人のキャラクター映像。
キャラクター映像①では、「永遠に続く“○”。始まって終わり、終わってまた始まる」と自らの円相論を展開する沢田からはじまり、「おめーら、いつか見てろよ」と威勢よく怒鳴ったかと思うと、「まだデビューしていないだけ」とフレンドリーな笑顔を見せるどこか憎めない人間味の溢れた横山(綾野剛)、「沢田さんは、アーティストじゃなくて職人ってことですか」と沢田を見つめる矢島(吉岡里帆)、「人間丸くないと」と明るく沢田を励ますモー(森崎ウィン)、「ただ、繰り返すのみ」と沢田に教えを説く先生(柄本明)、燃え滾る野心を隠そうともしない若草(小林聡美)
続く、キャラクター映像②では、アトリエでのアシスタント2日目にして「オレもう無理かも」と弱音を吐く田中(戸塚純貴)、「オレも“さわだ”やるわ」と宣言する同級生だったことを忘れられがちな吉村(おいでやす小田)、沢田への当たりが強かったが“○”の恩恵にあずかろうと手のひらをひっくり返す大家さん(濱田マリ)、「100万円」という額を躊躇なしに提示する怪しげなアートディーラーの土屋(早乙女太一)、「質屋じゃねーぞ」とヒョウ柄のバケットハットにサングラス、煙草をくわえた奇抜な風貌で話す古道具屋(片桐はいり)、「カメラ止めて止めて!」と一癖も二癖もありそうな現代美術家の秋元(吉田鋼太郎)も登場し、これまでベールに包まれていた唯一無二の世界観が少しずつ明らかになっていく。
沢田だけではなく、○に夢中になっていく豪華キャストの他では見られない癖強な個性とリアリティが共存したユニークなキャラクター性が垣間見える映像となっている。
一方、9月20日より堂本剛ファンクラブ「funk love」会員限定ムビチケカードの発売が決定したことがアナウンス。絵柄には『まる』ポスタービジュアルの大きな〇にすっぽりとおさまる沢田が使用されたものとなっている。詳細は、公式サイトニュースページ(https://maru.asmik-ace.co.jp/news/#funklove-mvtk)より。
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