俳優・菅田将暉(25)が19日、東京・御茶ノ水の日本大学理工学部駿河台キャンパスで「ファンタ60周年記念”カンパイ”特別授業」を行い、「ファンタ宣伝部長」を務める菅田は新発売の”みんなのカンパイボトル”について、「普段のテーマがいい。日常を楽しく美味しくするという発想がなかなか大事。この見方をするだけで発見できる楽しさはたくさんある。その足がかりになればうれしい」と熱烈PRした。
「ファンタ」60周年を記念して発売する「ファンタ」みんなのカンパイボトルにデザインされた「#いい仕事した」など全21種類のカンパイワードをテーマに、改名後 60周年を迎えた日大理工学部でスペシャルトークを行なったもの。
この日は特別講師”カンパイ先生 “として東京03・飯塚悟志(44)も出席。「ファンタ宣伝部長」として登場した菅田は「60周年の節目のときに宣伝部長を担わせてもらえて光栄。60年、還暦ですもんね。ちょうど父親が60歳。そうか、(ファンタを)お父さんだと思えばいいんだ」と茶目っ気たっぷり。「”カンパイボトル”は日常のなかから楽しいものを見つけて美味しくしていこうというものなので、それをいつもやっている人といえば、日本一のコント師の飯塚さん」と講師起用の理由を明かすと、飯塚は「こんなにハードルあげられたらやりづらい」と苦笑い。
その場で突如、菅田が過去のTVCMファンタ学園『先生シリーズ』にちなんで、”カンパイ先生”を飯塚にムチャブリすると、飯塚は集まった約30名の学生を前に、「よーし、よくできた!カンパ〜イ!」と即興の”カンパイ先生”を披露。会場の意外な好反応に飯塚は「ウケてよかった。”カンパイボトル”で毎日が楽しくなればいいな」と大喜びしていた。
また今回の“カンパイワード”にちなんで、いい仕事したエピソードについて菅田は「ちょっと真面目な話になるが…」と表情を引き締め、「俳優の仕事をして10年になるが、先日、アカデミー賞をもらって正直戸惑った。オレでいいの?という感じだったが、周りのスタッフや家族、友人がメチャクチャ喜んでいる姿を見て、いい仕事が残せたんじゃないかなと思った。だって、16(歳)でこの世界入って、最初は俳優で食べていくっていうことの意味がまったくわかってなかったんですから」としみじみ。そんな”アカデミー賞俳優”の日常の楽しみ方は?
「一見不毛なもので笑ったりとか。例えば友人と買い物している最中にいきなり走り出して競争したりして、オレたちなんで走っているんだろ?とか。一見不毛なことをやるのが好きですね。よく走ってます。それをしないと、そういうテンションにならないんです」と菅田ワールドの根底を垣間見せていた。