松岡禎丞、竹達彩奈、伊藤美来「五等分の花嫁*」舞台挨拶!“新婚旅行”トーク

松岡禎丞、竹達彩奈、伊藤美来「五等分の花嫁*」舞台挨拶!“新婚旅行”トーク1

 TVスペシャルアニメ『五等分の花嫁*』舞台あいさつが9月21日に東京・新宿バルト9で開催され上杉風太郎役の松岡禎丞、中野二乃役の竹達彩奈、中野三玖役の伊藤美来が登壇し、司会はTBSの佐々木舞音アナウンサーが務めた。

 漫画家・春場ねぎ氏が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載した人気作が原作。TVアニメは2019年に第1期、21年に第2期が放送され、22年5月20日からは映画『五等分の花嫁』も公開されて反響を呼んだ“ごとよめ”との略称でも親しまれている作品。「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎の奮闘を描いた。本作は映画版のその後を描いており、春場氏原案&監修のもと風太郎と五つ子たちの「新婚旅行編」が描かれている。9月20日より全国劇場にて3週間の限定上映を予定しており、2部制でのイベントとなった。

 以下、第1部公式レポート部分。

 「まさか先生が続編を描いてくださるとは思わなかったので、感無量の“ひと文字”ですね」と、松岡さん。竹達さんと伊藤さんからすかさず「ひと文字ではないです!」とツッコミが入ったものの、その思いは観客にも届いたようで、会場から大きな拍手が送られた。

 物語について、松岡さんは風太郎と四葉の新婚旅行に姉妹がついてきたことが気になった様子。伊藤さんは「新婚旅行はみんなで行くもの」と断言し、竹達さんは「風太郎くんが一番ノリノリだった」と、手書きのしおりを用意していた風太郎に言及した。しおりを作った風太郎に対して五つ子が“塩対応”だったと語る松岡さんだが、伊藤さんは「なんだかんだ言いながらも、みんなそのしおりを大切に取っておきそう」と語り、松岡さんも竹達さんも大きく頷いていた。

 映画の公開から2年連続で新作アニメーションが作られていることについて、竹達さんは「『五等分の花嫁』の世界が広がっている」と語る。「毎年、もう終わりなんだと寂しい気持ちになるんですが、作品やイベント、関連商品がどんどん発表されていくんです。まだまだ終わりそうにないなと感じています」と、笑顔を見せてくれた。松岡さんが「そんなことを言っていると、先生が次も作っちゃいますよ」と返すと、竹達さんも伊藤さんも「どんどん言っていきましょう、『五等分の花嫁』を永遠にする機会ですから!」と宣言。期待を募らせる3人は、五つ子と風太郎のさらなる未来や子孫(!?)について想像を膨らませていった。

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 印象的だったシーンを聞かれた松岡さんは、風太郎が五つ子の水着を選ぶシーンをピックアップ。「男性同伴で水着を買いに行くものなのか」、「四葉と付き合っている風太郎がほかの姉妹と買い物に行くことについて」といったテーマで盛り上がった。伊藤さんもこの回想シーンがお気に入りのようで、「夫婦とその姉妹」となった本編と違い、二乃や三玖たちがまだ風太郎への大胆さを残しているところにかわいらしさを感じたという。

 そして、話題は主題歌へ。竹達さんはOP主題歌「五等分の笑顔」について、「南の国を連想させるような爽やかな曲。五つ子ちゃんたちが浮かれてる様子を想像しながら楽しく歌わせていただきました」と、レコーディングの思い出を語ってくれた。挿入歌「輝き出した私たち」は、「キラキラとした五つ子のことが思い浮かんだ」という伊藤さん。「風太郎への気持ちや応援してくださっている皆さんへの気持ち、今までがあるからこそ今私たちはここで輝いているという気持ちが伝わってきました」と、楽曲の魅力を熱く語ってくれた。

 本編のエンディングでは、春場ねぎ先生描き下ろしのイラストが使用され、ED主題歌「メモリーズ」に合わせて制作の過程がタイムラプスで見られる演出があった。普段は見ることができないレアな映像に3人とも大興奮。松岡さんは5人が揃っているイラストそのものにも惹かれたようで、「修学旅行の帰りのバス(第2期)もそうでしたが、この5人が揃っているといいんですよね。すごく平和なんです」と、しみじみ語ってくれた。

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 最後はキャストそれぞれから、メッセージが贈られた。一部を抜粋して紹介する。

 「皆さんの長きにわたる『五等分の花嫁』への愛がこの新作に繋がりました。本当に、本当にありがとうございます。紆余曲折ありながら成長していった五つ子ですが、今作は五つ子と風太郎と一緒にリゾートに行くような気持ちで何度も楽しんでいただけたら嬉しいです」(伊藤美来)

 「ちょっと大人になった五つ子ちゃんたちの旅行を楽しんでください。一人一人、表情が違っていて、あのキラキラした表情の中にはそれぞれの成長がギュッと詰まっています。ぜひ大きなスクリーンで何度も楽しんでいただけたら嬉しいです」(竹達彩奈)

 「頑張っていた事務所の後輩(リリー役/橘杏咲)も含め、みんなで収録できたのもありがたいことでした。なんやかんや言わせていただきましたが、『風太郎と四葉の新婚旅行だった』という終わり方が本当によかったです。この2人だったら今後も大丈夫でしょう」(松岡禎丞)

 ※記事内画像は(c)春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁*」製作委員会

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