HIPHOPメディアミックスプロジェクト『Paradox Live(パラドックスライブ)』(通称:パラライ)初のツーマンライブとなる『Paradox Live 2MAN SHOW』2公演目が10月6日に東京・ニッショーホールで開幕した。
本イベントはプロジェクト初のツーマンライブ。会場チケットは即完売。全4日程での開催となり、2公演目となる本公演は梶原岳人と村瀬歩と96猫による『BAE』(ベイ)、井上麻里奈と置鮎龍太郎による『AMPRULE』(アンプルール)の2組が出演した。
以下、公式レポート部分。
昨日の初回公演「cozmez×1Nm8」に続き、ライブを控えたBAE3人の影ナレからスタート。早くも総立ちとなった客席を前に、ライブにバイブスが上がりまくるアレン(CV.梶原)、それを見守る夏準(CV.村瀬)、アン(CV.96猫)とのやりとりが披露され、客席から「可愛い~!」の声が。登場を待ちわびる会場に流れるイントロは、先だって開催されたParadox Live のトーナメントバトル「Road to Legend」でBAEが優勝を勝ち取った決勝戦での楽曲「Ch△mp1on」。照明・ペンライトが共に客席を真っ赤に染め上げ、呼応するようにボルテージも一気に上昇。まさに王者の名に相応しいステージで幕が上がります。続く2曲目に披露されたのは、昨年放送されたTVアニメ「Paradox Live THE ANIMATION」にて制作された「FLY HIGH!!!」。まさかのアニメからの歌唱に会場から大きな悲鳴が。梶原と村瀬がアニメでのライブシーンさながらに向かいあってリリックの掛け合いを見せたり背中合わせの歌唱を見せるたび、大きな声が上がります。
そしてMCタイムへ。梶原・村瀬・96猫がそれぞれヘッズへ感謝の気持ちを伝えます。「虎ノ門を一番熱い会場にしてやりましょうよ!盛り上がっていけるか!?」という村瀬の呼びかけを受けて披露された次の楽曲は、今年6月に発売されたBAEの優勝記念アルバム「Before Anyone Else」より、表題曲の「Before Anyone Else」。初披露の楽曲にまたしても会場を興奮の渦に巻き込みながら、最新のBAEのパフォーマンスを見せつけます。
と、そこでAMPRULEの影ナレがスタート。会場は一気に高貴な空気感に包まれます。“財閥主従ユニット”と、Paradox Liveチームの中でも異彩を放つ2人のSとM(?)なやり取りに会場からは叫ぶような盛り上がりが。「準備はいいな、忠成。」「はい、参りましょう。」の言葉と共に流れ出した楽曲は「Gotta Believe」。王座を思わせる椅子に堂々と腰かける井上に割れんばかりの歓声が上がり、そのまま「Nobody But Me」へ。「虫ケラども、AMPRULEの音にひれ伏せ!」というAMPRULEならではの煽りに会場は大喜び。ステージの井上・置鮎に釘付けになりながら緑のペンライトを力強く振ります。
MCタイムでは一転、井上と置鮎が「みなさーん!!!盛り上がってますか~!?」と一気にハイテンションなトークへ。「この日のために髪型を色々してきました!」と明かす井上に客席から拍手が起こります。
そして続いての楽曲は、MVが公開されたばかりのAMPRULEの新曲「Again And Again」。またしても会場の空気を一変させ、客席からは大歓声とため息が。
そこで再びBAEのターンへ。4曲目は優勝記念アルバム「Before Anyone Else」より、「But-I-Fly」を初披露。今度は会場をチルで優雅な雰囲気に包み、会場もその歌声とメロディに聴き入ります。
続くMCタイムでは、優勝アルバム「Before Anyone Else」から梶原・村瀬・96猫がそれぞれの好きな楽曲についてのトークを展開。「今日一番可愛い声でみんなに聞いてみて!」という村瀬の無茶ぶりに答える形で96猫が客席に向かって「みんな、今日一番聴きたい曲はなんですか~!?」と呼びかけます。それに対して客席から各々の推し曲が殺到。「何言ってるか分かんない!笑」となりながらも、村瀬が「残念ながら・・・どれも違います!なぜなら今日歌うのは・・・新曲だから!!」というまさかのフリでサプライズ初解禁となる新曲「Bigger Bigger BaNG!!!」を披露することを明かすと客席からは叫び声が。サビのフレーズ「Bigger Bigger BaNG!!!」に即興でのコール&レスポンスで応える客席のテンションは最高潮。曲が終わった後も客席からはどよめきと悲鳴が止みません。
しかしまたここで会場の空気を奪い去るのはAMPRULE。AMPRULEの始まりの楽曲となる「Do as I say」そして、「True Pride」を2曲続けて披露。チームごとに雰囲気を一変させるのはまさにツーマンならではの醍醐味。ジェットコ―スターのようなライブに客席も息を呑みます。
続くAMPRULEのMCタイムでは「BAEの新曲、めっちゃかっこよかった!」と井上が大興奮、「あれ本当に初披露!?初披露であんなにノれるの!?笑」とヘッズの対応力への驚きを見せ、「私達もタオル振り回せる曲とか欲しいな~!」とライブで大々的にコール&レスポンスをしてみたいという願望を置鮎と共に明かします。客席にも質問を投げかけながらの一体感のあるトークタイムを経て、BAEの3人が合流。BAEの新曲披露についてのトークでは、「スクラッチするイメージ」という新曲の振り付けを紹介・・・するはずが、何故かそれぞれの替え歌やオリジナルアレンジの振り付けを披露し合う謎の展開となり、客席からも度々大きな笑い声が上がります。「みんなまだまだ盛り上がっていけるのか~!?」というキャスト陣の煽りで再び仕上がった客席は続いてのライブステージへ。
AMPRULEのステージ、と思いきや初めて聴くイントロにどよめく客席。「ええ~っ!?」と思わず声が上がる中で始まったのは「Do as I say(REMIX ver.)」。本日のツーマンライブのために制作されたオリジナルリミックスでまた違うAMPRULEの姿を魅せ、楽曲が終わると「おおお~っ!!!」の盛り上がり。そこに切り込む「Vroom×3」のイントロ。チーム曲としてラストを飾るのはBAE。クライマックスに相応しい盛り上がりで会場も「Vroom×3」の大合唱。ここでもキャスト陣の一挙手一投足に叫び声が上がる中、アレン(CV.梶原)のセリフ「いいかお前ら、つかまれ!」の呼びかけに割れんばかりの歓声が上がります。
最後はツーマン限定のオリジナルアレンジ「Rap Guerrilla~2MAN SHOW BAE×AMPRULE ver.~」で2チーム揃っての歌唱を披露。ツーマンならではの演出に終始大歓声に包まれながら、ライブは幕を下ろしました。「Paradox Live 2MAN SHOW」はこのあと11月16日(土)悪漢奴等×VISTY、11月17日(日)TCW×獄Luckが公演予定。各公演ごとのオリジナルな構成でお届けしますので、ご期待ください。また本公演は現在アーカイブ配信中(チケット販売は10月13日(日)12:00まで)ですので、熱狂のライブを是非配信でもお楽しみ下さい。
【SET LIST】 ※昼の部
1. Ch△mp1on / BAE
2. FLY HIGH!!! / BAE
3. Before Anyone Else / BAE
4. Gotta Believe / AMPRULE
5. Nobody But Me / AMPRULE
6. Again And Again / AMPRULE
7. But-I-Fly / BAE
8. Bigger Bigger BaNG!!! / BAE
9. Do as I say / AMPRULE
10. True Pride / AMPRULE
11. Do as I say(REMIX ver.) / AMPRULE
12. Vroom×3 / BAE
13. Rap Guerrilla~2MAN SHOW BAE×AMPRULE ver.~
■アーカイブ配信視聴チケット
https://paradoxlive.jp/event/2manshow/
※記事内画像は(c)Paradox Live2024