漫画『恋は雨上がりのように』を手掛けた漫画家・眉月じゅん氏が『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載している漫画『九龍ジェネリックロマンス』が2025年にTVアニメ化&実写映画が公開予定であることが10月11日に発表となった。
ノスタルジーあふれる街・九龍(くーろん)が舞台。不動産屋で働く鯨井令子(くじらい・れいこ)は淡い恋心を職場の先輩・工藤発(くどう・はじめ)に抱いていた。しかし、ふと見つけた一枚の写真から、工藤には過去に自分と瓜二つの婚約者がいたことを知る。失くした記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な秘密とは……過去・現在・未来が交錯する中、恋によって秘密が解き明かされていくミステリー・ラブロマンスとなっている。
TVアニメのボイスキャストは鯨井令子役に白石晴香、工藤発役を杉田智和が演じる。実写映画の鯨井令子は吉岡里帆、工藤発役を水上恒司が演じることとなり2人は本作で初共演しWEB主演となる。
公開されたキャラクタービジュアルは令子の頬に手を添える工藤が対になる構図。距離の近い2人の淡い恋を予感させる。同時に解禁となるWメディア化超特報映像ではTVアニメのキャラクターと実写映画のキャラクターがシンクロしている。
今回の発表にあわせ眉月じゅん氏とキャスト陣からコメントが寄せられた。以下全文。
●眉月じゅん/原作
祝!アニメ&実写ダブルメディア化!!
アニメも実写もとても人に恵まれていると感じています。嬉しいことに演者さん、スタッフさんに元々原作を好いてくださっている方が多く、ここぞとばかりに己の引きの良さを発揮した気がします。本当にありがたいです。
どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることが沢山ありました。
この熱い想いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに!
■TVアニメキャスト
●白石晴香/鯨井令子役
アニメ「九龍ジェネリックロマンス」で、鯨井令子役を務めさせていただきます。白石晴香です。
オーディションのお話をいただく前から読んでいた作品で、いつかアニメでも見たいな…できる事なら携われたらいいなぁ…と勝手に妄想していたので、オーディションに受かったというご連絡をいただいた時は本当に驚きましたし、とにかく嬉しかったです!!
令子として全力で九龍に生きたいと思います。
●杉田智和/工藤発役
何も構えなくていい。
夢を見てる時くらい余計な力はいらないんだ。
そうだろう?
…あ、小皺みっけ。
■実写映画キャスト
●吉岡里帆/鯨井令子役
今作は自分が存在するのか存在しないのか、分からなくなりながらも確かに人を愛し続けたピュアで切ないミステリー・ラブロマンスです。主人公の令子は不確かな存在ですが、一人の生きている人間として実在することを信じてその場で生まれる本当の感情を大切にしながら撮影に挑みました。悩みながらの撮影でしたが、令子が自分らしさを見つけていく過程が現実世界ともリンクし集中しながら感情移入する事が出来ました。スタッフの皆様の丁寧な仕事に何度も救われました。共演者の皆様とも沢山の話し合いを重ねられたことに感謝しています。
見たことのない映像を収めるべくチーム皆の力が集結したと思います。ぜひ公開をお楽しみに。
●水上恒司/工藤発役
工藤発を生きた時間は私にとって財産となり、その過ごした時間は、今後の私の人生において大きな出来事となると、今、感じています。
公開までもうしばしお待ちください。
■TVアニメ&実写映画 W メディア化超特報
https://youtu.be/AZsaKsYVm2M
※記事内画像は
コピーライト(TVアニメ):(c)眉月じゅん/集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
コピーライト(実写映画):(c)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会