本番では観られない3人での歌唱も披露（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・生田絵梨花、昆夏美、木下晴香らが10月16日に東京・帝国劇場でミュージカル『レ・ミゼラブル』（演出：ローレンス・コナー／ジェームズ・パウエル）製作発表会見に登場した。
作家ヴィクトル・ユゴーによる作品。19世紀初頭のフランスの動乱期が舞台。当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。日本では1987年6月に帝国劇場で初演を迎え、3459回という上演回数を数えている。会場にはこれまでに作品に出演したりこれから出演するキャスト47人、アンサンブルキャストも含めると90人以上が登場する豪華なものとなった。
ファンテーヌ役の生田、昆、木下の3人は歌唱パート2組目に登場。本公演では見ることのできないトリプルキャストによる楽曲『夢やぶれて』の歌唱で、特別編成の3人によるハモリが入ったレアなものとなっていた。
生田は『レ・ミゼラブル』に2017年から2019年はコゼット役、2021年にはエポニーヌ役で出演しているだけに、本作でファンテーヌ役を演じることへ、「3役目の新しい挑戦をさせていただきます。初めて帝劇に立ったのがコゼット役のときでしたので今回帝劇のクロージング公演ということで、ファンテーヌ役としてしっかり噛み締めていきたいなと思っております」と意気込みを。
昆は2013年から2019年にかけエポニーヌ役を演じており「エポニーヌ役でこの作品に出演させて頂いていたので、ファンテーヌ役で自己紹介をすることが、まだ不思議な気持ちと、あとなんだか感慨深い気持ちでいます。1つの作品に違う役で出演するっていうことも個人的に初めてなので、どんな風なんだろうなっていう、ワクワク感があります。3人で一緒にファンテーヌを作っていけたらなと思います。よろしくお願いします」と、話した。
木下は『レ・ミゼラブル』初参加。「いつか携われるように頑張ろうと思ってたので、今回こうして応援があってても嬉しく思います」と喜びとともに、「合格の連絡をいただいた時に、『あっ、自分ってこんなに「レ・ミゼラブル」の世界で生きてみたかったんだ』っていうことを改めて強く感じました。ファンテーヌの壮絶な人生に覚悟を持って飛び込んでいきたいと思います」と、フレッシュなコメントを寄せた。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』は12月16日のプレビュー公演から2025年2月7日まで帝国劇場で上演予定！その後、3月26日から6月16日まで大阪・福岡・長野・北海道・群馬を全国ツアーで巡る。
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
本番では観られない3人での歌唱も披露（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
