お笑いタレント・佐久間一行(40)が26日、都内・有楽町マルイで28日からスタートする「佐久間一行ぜんぜん大変じゃないアドベンチャーアート展」のお披露目会見を行い、「ほぼ全部新作。細かいところまでいろんな仕掛けをしてあるので、全部見つけてほしいし、僕のネタにのっかって楽しんでほしい」と熱気ムンムンでPRした。
イラストレーターとしても人気の佐久間が独特の世界観を発揮した、アドベンチャー要素を含む、触れて楽しむアート展。
展示会をやることになったきっかけについて佐久間は「芸歴22年で、単独ライブなどでネタをやってグッズを売っているうちに、絵で表現するグッズがでてきた。それを本とか形にしようと思っていたときにピースの又吉が『これはおもしろい』と幻冬社に持ち込んでくれた。幻冬社でもとんでもない雨の日に又吉が僕の原画を持ってきたって…。結果、2017年に『ふでばこ君』を出版。最近ではイラストの仕事も増えていて、野性爆弾のくっきーの展示会を観に行ったら次元を超えたものをやっていた。(大いに刺激を受けて)僕もみなさんが体験できるような展示をやりたいと思っていたら、すぐに有楽町マルイでできることが決まって、いここにいる」としみじみと説明した。
この日は佐久間とゆかりがあるという横澤夏子(27)がMCを担当したが、「1月の結婚式のときに佐久間さんになにかつくってもらいたいと思っていたら、ウェルカムボードを!しかも3Dで、宅配までしてくれた!」とその場で佐久間作のウェルカムボードを披露。「いまは玄関に飾らせていただいているが、久しぶりにフロシキに包んで持ってきた。佐久間さんには公私でお世話になっている」と大喜び。
そんな自身の作品について、佐久間は「笑いのネタとアートが体験できる感じ。例えばこの『優しいのにワニ』は巨大迷路みたいなイメージで、ゲートになるが、はさまれてもやわらかいし、色も淡くて優しいのに目だけリアル。ほら、笑っているのに人に『本当に笑っているの?』とか言われる人いるじゃないですか。そういうのも表現した。人は見かけで判断してほしくない、とかそういう要素も入っていますね」となかなか奥が深いようで…。
今後についても「この展示会をいろんなところでやりたい。この規模だともっとできることが増えるし、より大きな作品も作れたらいい」と意欲満々だった。
展示は28日から5月7日まで。