横浜流星 主演映画『正体』は「自分の中での集大成の作品」!気持ちの維持に苦労とも

横浜流星 主演映画『正体』は「自分の中での集大成の作品」!気持ちの維持に苦労とも5

(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 俳優・横浜流星が11月5日に東京・丸の内ピカデリーで主演映画『正体』(監督:藤井道人/配給:松竹)完成披露舞台あいさつをアイドルグループ『SixTONES』森本慎太郎、吉岡里帆、山田杏奈、山田孝之、藤井監督とともに開いた。

 小説家・染井為人氏の同名作が原作のサスペンスエンタテイメント。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けた主人公・鏑木(横浜)が脱走し、変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡り343日間におよぶ逃走劇を繰り広げるというもの。

 4年越しの企画に序盤からかかわってきたという横浜。「サスペンスですがエモーショナルな人間ドラマで、老若男女問わず観て頂ける映画だと思いますし、老若男女問わず観て頂きたいです。自分の中での集大成の作品がみなさまにお届けできることを嬉しく思っています」と、万感といった様子で切り出す。

 苦労や意識したことを問われ、横浜は「誰からも自分を信じてもらえない状況に陥っていて、その中で、脱獄するんです。それが正しいとは思ってはいないですけど、どんなことがあっても、真意や目的を見失わないことを大事にしていましたし、それをずっと維持するのはとても苦しく苦労しました」と、鏑木の気持ちの維持がとにかく大変だったという。

 夏と冬に撮影が行われたそうだが、「夏と冬に撮れたことはぜい沢だし幸せだと思います。より強い気持ちを持って鏑木として生きていましたし、それによってシーンも追加できたりして」とメリットもあったそうだが、そうして季節をまたいだことで「鏑木として気持ちを維持するのが本当につらかったです」と、先程の補足説明もしていた。

 演じるうえで工夫した部分は?との質問に、「5つの顔と言ってますがそれぞれ違う人物を演じているんです。別人格ではないので、彼の心の部分を意識していましたし、20代の彼が必死に考えて、みなさんの前に現れたということを意識していました。監督や衣装さんとや相談しましたし、やり過ぎになるとコスプレになってしまう。街の中にいても紛れられるようにと思いました」と話していた。

 ※詳報は後ほど別記事でお伝え予定

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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公式カメラマンから「5」を作るように言われてちょっととまどい気味の横浜

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