尾上菊之助 JR東日本・松竹包括的業務提携契約に華添え「嬉しく思っています」

尾上菊之助 JR東日本・松竹包括的業務提携契約に華添え「嬉しく思っています」1

(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 歌舞伎俳優・尾上菊之助が11月18日に東京・歌舞伎座でJR東日本・松竹共同会見に登場した。

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と、松竹株式会社が「文化の力」のアップデートによる心豊かで活力ある社会の実現と両社グループの成長を目指し、本日11月18日より10年間の包括的業務提携契約を締結。

 これにより観光・地方創出、健康増進、ナイトタイムエコノミーなどを展開。直近ではJR東日本・大人の休日倶楽部 歌舞伎座『舞台体験プレミアムツアー』&三月大歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』昼の部貸切公演の予定では歌舞伎座初となる舞台体験を楽しめるプレミアムツアーを予定しているという。

 さらにナイトタイムエコノミーでは『高輪』、『浜松町・竹芝』、『東銀座』エリア一帯で、地域の自然や文化施設・史跡や水上交通を生かした豊かな夜時間の過ごし方を提案。松竹が高輪ゲートウェイ駅に2025年にオープン予定のTAKANAWA GATEWAY CITYのTHE LINKPILLAR 1 SOUTHへの入居し、ビジネス想像施設『TAKANAWA GATEWAY LinkScholars’Hub』(LiSH)や『東京大学 GATEWAY Campus』との連携、複合文化施設『MoN Takanawa:The Museum of Narratives』での協業を通じて、両社グループの取り組みを加速させていく。

 菊之助は、花道から現れ「提携のご発表まことにおめでとうございます。歌舞伎役者の一員として、旅好きの1人して、今回の提携は嬉しく思っています」と、華を添える。

 「歌舞伎の演目というものは時代ジャンルを問わず、近代では小説、漫画、ゲームとたくさんの文化と交わりながらまいりました。お客さまに楽しんで頂くために、常に新しい演出などをしてまいりました。新しい日本文化体験の創造に関しまして歌舞伎の持つ経験・精神が大きな役割を果たすと思います。歌舞伎にとっても大きなチャレンジの場になるのではないかと思います」と、胸が弾むような思いだそう。

 この取り組みに期待することとして、「コロナ以降、さまざまなことがございました。各地で苦しんでいる方もいらっしゃいます。ここ数年、文化の持つ前向きな力を感じざる得ません。芸術・伝統文化があることで、先人たちからの教えを守る場がこの提携によって、歌舞伎座、そして歌舞伎を守ってきてくださった方々への畏敬の念を、感謝の気持を伝えていければと思っています」と、メッセージを寄せていた。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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