『新しい地図』稲垣吾郎が11月21日に発売となる『JUNON』(主婦と生活社)1月号に掲載されている。
稲垣は主演舞台『No.9 ―不滅の旋律―』が4度目を上演予定。これにあわせてベートーヴェンの楽曲にちなんだ質問で構成となっている。
以下、同誌インタビューより抜粋。
――交響曲第5番『運命』にちなんで…今までで運命を感じた出会いは?
やっぱり人との出会いはひとつひとつがすべて運命だなと常々思うし、仕事もプライベートの友だちも縁がある人とはずっとつながってるし、運命だと思いたいよね。運命という言葉があまりに壮大だけど、実際は小さなことの積み重ねという気もする。でもワインに関しては運命的なことが多いなと思っていて。ワインを通じて人との出会いがあったり、歴史を学んだり、お酒の見え方が変わったり。ひとつのものにじっくり向き合うとか、そういう時間を大切にしたり、ちょっと大げさに言えば、心の豊かさみたいなものを教えてもらったかな。あと、ワインが好きで料理に興味を持ったり、ワインを飾れるようなお家に住みたいじゃないけど、自分の生活が変わったというのもあると思う。だから、25歳ごろにやったドラマ『ソムリエ』でのワインとの出会いというのは、僕はすごく運命的に感じてるし、人生を変えてくれたものとしてワインは大きいよね。