アイドルユニット『少年忍者』深田竜生、黒田光輝、檜山光成、元木湧、安嶋秀生、鈴木悠仁、豊田陸人、稲葉通陽らが11月21日に東京・IMM THEATERで舞台『夢見る白虎隊』(演出:福田転球)公開ゲネプロを開催した。
日本近代史最大の内戦で1867年に起こった戊辰戦争において悲劇的な運命を辿った少年たちによる白虎隊を描いた作品となる。
舞台は2幕で構成。第1幕では、のちに白虎隊となる少年たち8人の日常やその志などが描かれる。2幕では戦場に赴いた8人が見た光景、そして飯盛山で彼らがした選択までが描かれる。
殺陣シーンや、歌唱シーンもあり、会場内の通路での演技なども披露され、その息遣いなどもより近くで感じられるステージとなっていた。
舞台『夢見る白虎隊』東京公演は11月21日から11月25日までIMM THEATERにて、大阪公演は11月28日から12月9日まで大阪松竹座にて、石川公演は12月21日と12月22日に北國新聞赤羽ホールにて上演予定!
■配役
篠田儀三郎:深田竜生
飯沼 貞吉:黒田光輝
林 八十治:檜山光成
井深茂太郎:元木 湧
有賀織之助:安嶋秀生
間瀬源七郎:鈴木悠仁
石山虎之助:豊田陸人
津川喜代美:稲葉通陽
井深ゆめ子:小川暖奈
■STORY
1867(慶応3)年12月。
明治新政府軍と旧幕府軍の争いが激化し、戊辰戦争の足音が近づく
会津藩は若松城(鶴城近くの剣術訓練場で剣術に励む8名の少年たち。
歌舞伎作家志望で笑いを愛するムードメーカーの儀三郎(深田竜生)。
「男なら」「武士たるもの」という思いが人一倍強い貞吉(黒田光輝)。
マイペースな性格で実は特殊な能力を持つ八十治(檜山光成)、
自信家で会津藩の勝利を信じて疑わない茂太郎(元木 湧)。
武芸に優れ、腕っぷしの強い織之助(安嶋秀生)。
お洒落でモノマネが得意な源七郎(鈴木悠仁)。
類稀な記憶力を持つ虎之助(豊田陸人)。
仲間の最年少でマスコット的存在の喜代美(稲葉通陽)。
そしてそばで8人を優しく見守るのは茂太郎の姉・ゆめ子(小川暖奈)。
少年たちはいずれも優秀な若き侍ながらまだ年少ゆえ
戦いの前線に送り込まれる予定ではなかったが、
共に会津のために戦いたいと、会津藩主・松平容保に嘆願書を送ることにする。
果たしてその嘆願は受け入れられ、
少年たちは志願兵として戦地へ赴くことになった。
出陣の際、少年たちは容保公から名前を授かった。
その名は――白虎隊。
しかし、最新の兵器を有する新政府軍に幕府軍は連戦連敗を重ね、
会津藩は徐々に追い詰められる。
命からがら飯盛山の中腹まで逃げ延びた少年たち8人は、
そこで炎上する若松城を見る。
絶体絶命の状況に、果たして8人はどのような未来を選択するのか――
※初稿にて写真が表示されておりませんでした。お詫びして追加いたしました。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ