シンセサイザー・キーボード担当・小室哲哉、ボーカル担当・宇都宮隆、ギター・キーボード担当・木根尚登による音楽ユニット『TM NETWORK』。そんな『TM NETWORK』を追ったドキュメンタリー映画『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』が2025年春に劇場公開を予定していることが11月22日に発表となった。
1984年4月21日にシングル「金曜日のライオン」でデビューし、1987年アニメ『シティーハンター』のエンディングテーマである「Get Wild」で初のオリコンシングルチャートベスト10入りを果たすなど、人気を不動のものとした。今もなお音楽番組などで数々のアーティストにカバーされ、2024年10月には「オリコン週間ストリーミングランキング」で累積再生数1億回を突破し話題となっている。
2022年に40周年プロジェクトの序章となるツアーでは、『TM NETWORK』ファンの通称が入った“FANKS intelligence Days”をタイトルに掲げDay1~9を開催。そして、40周年イヤーとなる2024年にかけての記念ツアーとして、引き続き、“FANKS intelligence Days”を冠に、DEVOTION、STAND 3 FINAL、YONMARU と3本の全国ツアーDay10~40を開
催。全40本・計17万人を動員し多くのファンを魅了している。
本作はそのDay10~40の31本のツアーに密着し300時間もの彼らの軌跡を凝縮したドキュメンタリー映画作品となる。今回の映画化にあたり、小室が総合演出&音楽監督を務めることが決定。小室が楽しんで作曲したと語る10曲にも及ぶサントラ楽曲も流れる。
今回の発表にあわせて、小室から、TM NETWORKとしてのツアーにかけた想いと、演出や音楽を担う一スタッフとしてのコメント2種類が公開された。以下、コメント全文。
■TM NETWORKとして
到達点と思っていた40周年。
あっという間にアリーナツアーも終わり半年、僕らはまだまだ音楽にふれる毎日を過ごしています。
そんな時、40th Projectの素顔を思い出す記憶の映像が300時間届きました。
笑顔と音楽に溢れる40本のツアーのコンセプト、組み立てからリハーサル、選曲、旅の先々での限りなくプライベートに近い何気ないひとりごと、語り合い、スタッフとのコミュニケーション、FANKSたちの数々の想い、など。
改めて作品とはひたすらな積み重ねである、と。
皆さんもぜひ一緒に記憶を Carry on!
TM NETWORK
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■総合演出/音楽監督として
劇版、サントラは好きな仕事のひとつなので、編集やドキュメントなりのストーリー作りなどにも参加させてもらいながら、楽曲はオフラインの映像を映しながら、楽しんで作りました。
TM NETWORKのアンプラグド3部作を中心に、3人のただの雑談でもプライベートならではの話しなども沢山あるので、ドラマチックに言葉が残るように作曲しました。
サントラ楽曲だけでも10曲はあります。
オープニングからぜひ盛り上がって僕らのロードムービーにお付き合いください。
総合演出 / 音楽監督 小室哲哉
また今回の発表にあわせ、メインビジュアルとロゴも解禁となった。
※記事内画像は(c) 2025“TM NETWORK // Carry on the Memories” Film Partners