映画「50回目のファーストキス』完成披露試写会が開催！
俳優・山田孝之（34）、長澤まさみ（30）、勝矢（42）、太賀（25）、山崎紘菜（24）、佐藤二朗（48）が30日、東京・内幸町のイイノホールで映画『50回目のファーストキス』（監督：福田雄一／配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント）完成披露舞台あいさつ試写会を福田監督（49）とともに開き、司会は日本テレビの笹崎里菜アナウンサーが務めた。
ハワイでコーディネイターをするプレイボーイの弓削大輔（山田）が、カフェで交通事故の後遺症で新しい記憶は1日しか持たない短期記憶障害を持つ藤島瑠衣（長澤）という女性と出会い恋に落ちる。しかし、瑠衣を想う父と弟の手で、その事実は瑠衣には隠されており、その事情を知った大輔は、毎日、自分を覚えていない瑠衣に一途に愛を告白し続けるのだが……。
福田監督といえば、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや、映画『銀魂』といったコメディー作品の名手だが、本作は本格的なラブストーリー。それだけにまずは、福田監督から「笑い漬けでやってきましたけど、原作を読んだときにちゃんと笑えてちゃんと泣ける作品だったので」と、作品選定した理由を明かし、これまでの作風とは違っても「ちょっと自信あります」と、胸を張る。
山田はといえば、「話を頂いた瞬間まで、18年くらい俳優をやっていた状態でしたけど、やっとご褒美が来たなと。昔はラブストーリーをやっていたんです。それでしばらくいいかなと思っていて、4年くらい前からラブストーリーやりたいと思っていたんです。いろいろ大変なことがありましたが、福田組でハワイで長澤さんとで」と、話が来たときに喜んだのだとか。
すると福田監督は「メールでこんな話があるんですよと言ったら、返ってきたのが『断る理由がありません』って」と、前のめりのような返答が帰ってきたそうで、笹崎アナが「キスがいっぱいできるからですか！？」と、山田の“下心で受けた疑惑”ではとぶっこみ佐藤は「なんてこと言うんだあんたは！」と、山田をかばっていた。
一方の長澤は、「福田さんとは『銀魂』という作品で仕事をさせて頂いたんですけど、3日間くらいだったんで、ガッツリ仕事したことないなと思って。やっと福田さんとガッツリできると。山田さんは、11年前にご一緒して以来でしたし、ちゃんとお芝居できてなかったので、楽しそうだなって。二つ返事で嬉しかったのを覚えています。全編ハワイロケでしたけど、ハワイに行ってから浮かれちゃって（笑）。そこで私何やってるんだろうというくらい浮かれちゃったんです（笑）」と、振り返っていた。
イベントでは福田監督がネタバレっぽいことを話して佐藤がツッコむとうことや、本作に出演しているムロツヨシが絶妙のタイミングでVTRで登場したりと、観客たちを爆笑させる展開も連発。
そんななか、サプライズゲストとして本作主題歌を歌う平井が会場にいながら生中継という演出から登場し、作品へ「ラフでしたけど、映画を観て描きました光栄です。幸せなものと背中合わせの壊れやすいものを描ければと思って。ありがとうございます」と、主題歌を歌ったことへの思いや、佐藤とたまたま東京駅で出会ったことなど身近な話も飛び出し、福田組らしいトークも繰り広げていた。
最後の長澤は「笑って、泣いて、感動するラブストーリーができました。世代問わず楽しんでもらえる作品ができたと思います。2回、3回と観てもらいたい映画ができました。公開を楽しみに待っていてください」と、呼びかけ、山田は「気軽に構えずに観てもらえれば。純粋に楽しんでもらえると思いますし、可愛いキャラクターに感情移入できるのでは。まっすぐ観てもらえればと思っています」と、アピールしていた。
映画『50回目のファーストキス』は6月1日より全国ロードショー！
ムロツヨシもVTRで登場
