アイドルユニット『吉本坂46』2次オーディション合格発表会が1日、東京・新宿の吉本興業東京本社で行われ173人の合格者が発表された。
秋元康氏がプロデュースする『乃木坂46』『欅坂46』に次ぐ“坂道シリーズ”として今年3月22日に急きょよしもとから『吉本坂46』を発足予定と発表。応募資格は同社所属で芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手ら約6000人が対象と間口は広く、その第1次書類審査は1747人の応募者がおり751人が合格。そこから2次オーディションでは吉本社員審査員による面談形式で東京・大阪の2箇所で実施され173人まで絞られた。
午前10時すぎ、会場の壁面に合格者が一気に発表!「ありました!」とガッツポーズをする者や、「なかった……」と地面にマイクを落とすムーディ勝山、切腹する橋山メイデン、すでに先を見越したのか報道陣にプレゼントをしだすくまだまさしなど、悲喜こもごもな光景が広がるものとなった。
発表後に当日現場にいた、村上ショージ、『2丁拳銃』、くまだまさし、『レイザーラモン』、『レギュラー』、『コロコロチキンペッパーズ』のナダル、『スパイク』、ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅらが囲み会見を開催。
村上は「僅差やったってマネージャーから聞いています」と落選者へは、「惜しかったなぁ」」と声をかけたり、今後の審査を見越して「激しいダンスできへんねん。肩も外れる癖がある。途中で酸素は吸わせてほしい」など先が若干不安になるコメントも。
その村上の隣には今年3月にバターぬりえから改名した娘・ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅもいたが、父娘で受かるのはこれが初とのこと。ぬゅぬは「(自分が)ちょっと変わってるから受かるおもた。どっちかやと思いました」と言うと、報道陣から「どっちかしかないですよ!」と、ツッコミが入る絶妙のボケっぷりで、報道次を脱力させた。
村上とぬゅぬのような“コンビ”で合格した現場にいたのは女性コンビ『スパイク』の小川暖奈と松浦志穂。小川が女・篠原涼子風に「頑張るしかないよねー」と言えば、松浦は元参院議員・田嶋陽子氏風に「女性代表で頑張るぞ」と、モノマネして沸かせることも。
逆に受からなかったコンビは、『レイザーラモン』。HGは「フォー!!」に次ぐ「フィー!!」なるネタを披露したというが駄目だった嘆けば、RGもこの日は細川たかし風のヘアスタイルをやめてがっくりと肩を落としていた。
今後5月9日から15秒の自己PR動画を制作して一般ユーザーからの投票を募る第3次審査、その後第4次審査を予定しているという。