アイドルグループ『Travis Japan』中村海人が11月25日に東京・新宿ピカデリーで実写映画『矢野くんの普通の日々』(監督:新城毅彦/配給:松竹)大ヒット御礼舞台あいさつにダンス&ヴォーカルグループ『FANTASTICS from EXILE TRIBE』八木勇征、俳優・池端杏慈とともに登場した。
漫画家・田村結衣氏が2021年より漫画アプリ『コミックDAYS』(講談社)で連載している作品。“超不運体質”によってかケガまみれで登校する高校生・矢野くん(八木)と、それをサポートする心配性なクラス委員長・吉田さん(池端杏慈)の物語。矢野くんと過ごす日々の中で、ピュアでまっすぐな言葉にますます惹かれていく吉田さんに、矢野くんにも<恋>の感情が芽生えはじめる。さらに、吉田さんに想いを寄せるスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大(中村海人)も現れ……。
全国の映画館約100館でライブビューイングがされキャスト陣もニコニコと手を振るなかイベントはスタート。中村は作品で青春を感じる部分へ女性キャスト3人が海辺の消波ブロックの上で話をしている部分といい「夕方の海でっていうのはずるいですよね。男3人でもいいですけど、女子3人というのもよくて」といい、池端もこれにはニッコリだった。
池端が好きなセリフがあるということで生披露することとなり、それが誰のセリフなのか中村は八木に「当てよ」と誘ったり、披露した後に「生で聴けて嬉しい、俺その場にいなかったから」と盛り上げる。ここで八木は「俺はその場に居たから、2回めかな。何回かカットを重ねているから5、6回目かな」と中村へ自慢。これに、「うわ、うわ、うわ最悪だ、回数マウントとられた」と、おどけて八木と2人笑い合う仲が良さげな姿が。
続けてのトークコーナーでもその雰囲気はしっかり発揮。劇中の矢野くんの普通の高校生活<矢野ドリーム>にちなみ、3人にもそれぞれの今後の“ドリーム”を発表していくことに。中村はコーナーに突入した瞬間に「俺あるんですよ」と切り出すと「来年(『Travis Japan』)コンサートがあるんで、“やのひび”の(スタッフ・キャストの)みんなには来てほしいんですよ。羽柴とはまた違った中村海人を観てほしいんですよ。それこそ、昨年はFANTASTICSのライブにお邪魔させて頂いて。それで来てほしいなって。これが僕の矢野ドリームですね」と、誘いをかけ八木も乗り気で「行く行く行く!!」と前のめりで、中村は「早い早い早い!!」と笑ってツッコむ様子が。
さらに中村は「ライブに来たら『Travis Japan』が歌っている挿入歌「Staying with you」も(セットリストに)入っているかもしれないですから。みなさんにも聴いてほしいです」と、アピール。その『Staying with you』という楽曲へも「めちゃめちゃいい歌だしあれを生で歌ったらどうなるのかという気持ちになっています。グループとして初めての映画の挿入歌で、僕達としても大事ですし恋愛バラードもなかったのでメンバーみんなで嬉しいよねって言ってて」と、新しい幅が広がったことにも感謝していた。
そんなライブに行くなら池端が「羽柴って書いたウチワを持っていきます」といえば八木は「海ちゃんの顔が貼ってあるウチワを持っていこうかな」といい、中村は「えっ、それはそれではずい……」と返す。これに八木は「じゃあ俺、装飾するよ」とデコレーションして持って行くと予告し「楽しみにしていてください」と話していた。
一方、池端が自身の夢としていつか演技で映画賞をと明かしていたが、司会が「中村さんのドリームが霞んじゃうかも」というと、中村は「そういう感じの方が良かったか……替えてもいいですか?とりあえず、時間があったらいいましょう」というと、実際に15秒残ったため急に15秒で話すよう振られ「“やのひび”のメンバーとまたこうして映像作品でお会いできることを願っています」とキッチリとやりきっていた。
イベント後半には八木と中村による運試し対決が開催され盛り上がっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ