アイドルグループ『乃木坂46』中村麗乃が東京・帝国劇場でミュージカル『Endless SHOCK』(作・構成・演出・主演:堂本光一)大千穐楽公演を『KAT-TUN』上田竜也、『ふぉ~ゆ~』福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、松浦銀志、中村麗乃、前田美波里らとともに上演。そのカーテンコールで思いを語った。
2000年1月に初演された『Millennium SHOCK』以来、堂本が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けている『SHOCK』の最新公演。今年は4月と5月には東京・帝国劇場にて『Endless SHOCK』本編とスピンオフの『Eternal』を同時上演、7月と8月には大阪・梅田芸術劇場、9月には福岡・博多座、11月には帝国劇場に戻っての上演となる。なお、2128回目の本公演をもってシリーズは終了となる。
中村は綺咲愛里とともにヒロインのリカ役で出演した。「私は去年と今年、このステージにさせて頂きました。初めてこの帝国劇場に立たせて頂いたのも、この『SHOCK』という作品でした。『SHOCK』は私の夢を2つ叶えてくれたとっても大事な思い出のある、私にとってもすごく大き作品だなってすごく思っています」と胸いっぱいといった様子。
ここで堂本が「その2つは?」と、具体的に質問すると、中村は「言っていいんですか!?」と言っていいのかどうかと戸惑いを見せる。すると堂本は「マツに会えたことだよね」と中村の夢を推測。すると中村は間髪おかずに「違います」と言って、松崎をしょんぼりさせてしまう結果となり、「あー、ごめんなさい!」と、わたわたする一幕が。
その1つめの夢としては「今のこの帝国劇場に立つっていうことでした。憧れていた女優さんがやられていた役をやりたいって思いがあったので」という。その女優は堂本によると神田沙也加さんなのだそう。
そんな夢を叶えた舞台の終演なだけに、話の後半からは涙声となり、「おっきな夢を、『SHOCK』叶えてくださって今日の大千穐楽と、その瞬間をみなさんと共にさせて頂けてたくさんの方に感謝の気持ちとか、どう言葉に表していいか分からないんですけど、本当にありがとうございますの気持ちでいっぱいです。本当にお疲れさまでした。ありがとうございます」と、堂本に頭をさげてお祝いの気持ちを伝えていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ