TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』先行上映会&キャストトークショーが12月7日に東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で開催され黒岩メダカ役の岩崎諒太、川井モナ役の芹澤優、湘南旭役の雨宮天、難波朋役の矢野妃菜喜が登壇した。
漫画家・久世蘭氏が『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名ラブコメディ作品が原作。容姿端麗でスタイル抜群のモテる女子高生・川井モナに見向きもしない黒岩メダカが転校してきたことからモナの学校生活が一変。あの手この手でメダカをオトそうと大奮闘するラブコメディー作品となっている。
以下、公式レポート部分。
早速、『ドッキドキ 胸キュントーク』と題して、それぞれが演じたキャラクターの感想について聞かれると、岩崎は美女たちに囲まれる役柄だけに「平常心でいるのは無理!」と自身が演じたメダカの心境を代弁しながら「回を増すごとにそれぞれの関係性が変わっていくのも見どころ。僕も原作を読んだ時からキュンキュンが止まらない!皆さんも覚悟を!」と期待を煽った。
芹澤は「オーディションのために原作を読んでモナちゃんを知った時に、自分の大好きなキャラクターに出会ったと思った。私もモナちゃんのように自分自身が大好きなので、可愛いな!演じたいな!と思った」と抜擢に大喜び。また、今回関西弁セリフに挑戦しファンの反応が気になって仕方なかったと話す芹澤は、本編を見終えたばかりの観客に「どうでした?どうでした?」と投げかけ、ファンの反応に「嬉しい、やっと眠れる!皆さんのおかげで演じていて本当に楽しくて、やりがいがあるキャラクターだなと思います」と安堵し、大喜びする姿を見せた。
雨宮は「旭はストイックで文武両道、クールな女の子。大好きな黒岩先輩の前だとフニャーとなるウブな可愛い子です」と紹介。自分と似ているところも多いという雨宮は「やると決めたことには真っすぐに取り組んで、負けられない戦いに対して本気で行く気概は自分に通じる。それでいて照れ屋。そこも似ています」と共感を寄せた。
矢野は「難波朋は物語をかき乱すような子で、大人なお姉さん部分が出ている。朋はいかにもお姉さんっぽい感じに出来るかどうか登場回にかかっているので、後々の登場をお楽しみに」と予告した。
またアフレコ収録についてテーマが移ると、岩崎が「学生の教室のように賑やかだったよね」と話す。雨宮は「シーン終わりに『あのシーンどう?あの状況どう?』と盛り上がった」とし、芹澤も「関西弁でつまずくことがあったのですが途中から皆さんが後ろで願い始めてくれて、OKが出ると皆で大盛り上がりだった」とアフレコ当時を振り返った。芹澤が挑戦した関西弁について雨宮が「言い慣れていない方言をやりながら役の感情を乗せて、それをネイティブに近い言葉で演じることは…そう簡単にできる事ではない」と絶賛。矢野も「この人、最初から喋れるのかと思った」と称賛のコメントを贈り、芹澤は「恥ずかしい!いつも見守ってくれてありがとう」と赤面しながらも、思わず椅子から立ち上がるほど大喜びして見せた。
高校生活でのラブコメディを描いた本作にちなんで、それぞれの青春時代を回想するトークでは、芹澤が「青春?え…」と絶句。まさかの反応にすかさず雨宮が「リアルモナちゃんじゃないの?こんなに可愛い子、誰も放っておかない!モナちゃんそのものの青春時代を送っていると思った」とビックリすると、芹澤は「そうでありたかった!でも全然…。モテないどころか学校に馴染めなかった!」とぶっちゃけていた。すると雨宮も「実は私も高校時代…ただただ暗い青春でした」とまさかのカミングアウト。ヘビー過ぎる2人のトーンに岩崎は「この質問、NGだな!」とツッコミ、会場に笑いを誘った。そんな岩崎も「農業高校でクラスに女子10人しかいなかった。その頃からオタク友達とアニソンばかりを聴いていた」と高校時代を回想。
一方で、学生時代はダンスに熱中していたという矢野。「ガッチガチの運動部的ダンス部で、高校最後の大会で負けてみんなでガン泣きした」と熱い青春を思い返し、キャストたちは「これが本当の青春じゃん」と口を揃えて盛り上がった。
イベント中盤では、女性陣がキュンキュンセリフを言い放つ『黒岩メダカのキュンを掴め!胸キュンシーンバトル』や公開生アフレコなどを実施。笑いあり、ツッコミありの大盛り上がりの企画となった。
イベントが盛り上がりを見せる中、初公開となる本PVが放映し、いろはにほへっと あやふぶみが歌うオープニングテーマ『雨トキメキ恋模様』と、白浜美波役を演じた前田佳織里が歌うエンディングテーマ『キュンアピ』が解禁に!さらに、いろはにほへっと あやふぶみと、前田からメッセージが到着!キャストたちは「かおりん(前田佳織里)の歌、かわいい!」「期待値爆あがり」と口を揃えて感動した。さらに、初回放送が1月6日(月)24:00に決定!あわせて先行配信・Blu-ray情報も解禁。
最後に、各キャストから放送を楽しみにする視聴者に向け、メッセージが贈られた。
矢野は「今日は皆さんの胸キュンセリフが聞けて、ドキドキして楽しい時間でした。第1話以降に朋が出てくるので、それも楽しみにしていただきたいです」とアピール。
雨宮は「この作品、ずっとキュンキュンしっぱなしです。アフレコ時もニヤニヤが止まらなかったので、皆さんも毎話ニヤニヤしながら楽しんでいただきたいです」と笑顔に。
芹澤は「今日まで皆さんに見ていただくのが楽しみ半分不安半分でしたが、沢山の拍手や声援をいただき、1話を届けていくぞ!という気持ちになりました」と1月の放送開始に期待を込めたコメント。
岩崎は「昔から本作のようなハーレムもの作品に憧れがあったので夢が叶いました。同時に色々なキャラクターに言い寄られて俺は大丈夫か?とも思ったけれど、共演の皆さんがパワフルで自分も負けるわけにはいかないと。アフレコ現場も毎回笑いが絶えなくて、原作をリスペクトしつつアニメならではの楽しさを感じていただきたいです」と太鼓判を押し、ファンへの感謝と共に温かく大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
※記事内写真は(c)久世蘭・講談社/「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」製作委員会