タレント・手越祐也が12月10日に都内で映画『クレイヴン・ザ・ハンター』(監督:J・C・チャンダー/配給:ソニー・ピクチャーズ)トークイベントに登場した。
マーベル最新作作品。スパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン・クレイヴンを描いた作品となる。
主人公セルゲイは少年の頃、巨大なライオンに襲われ、生死を彷徨う大怪我を負ったが、その際、ライオンに噛まれた傷口から体内に入ったライオンの生血によって
覚醒、クレイヴンと変貌を遂げるという設定。手越もライオンを愛して止まず、「ライオンになりたい!」と公言しているということでゲストとなった。
クレイヴンを意識し、オールバックにクレイヴンのような上裸にベストのワイルド衣装とメイクで「お久しぶりです」など小声で伝えながら登場。作品メインビジュアルに掲載されているクレイヴンが腰掛ける椅子も用意されており、クレイヴンの肩ひじをつくポーズも披露することとなったが「あくまでクレイヴンがこれなので」と、主催者のリクエストでこうなっていることを念押しすることに。
本日の衣装へ「強くなった感じがしますね。男ってそういう勘違い多いと思うのでテンション上がっています」とご満悦。
作品へは、「男ってメンタル面でも身体能力の面でも凄いものに憧れがあると思うんです。自分の生き方、生きざまが詰まっていると素直に感じました」という手越。自身の生き方とも共通する部分があるようで「僕自身生きていて大事にしていることはクレイヴンにつながることがあるんです。僕は誰かを下げる発言は大嫌いなんです。それでも、誰かを下げる前提じゃない思ったことをダイレクトに伝えるのは、悪いことでは無いと思っているんです。だから、観終わった後に、自分の人生に重ねながらマネするというか、強い気持ち、信念・正義は貫いていきたいなと思います」と、感じ入ることが多かったのだとか。
そんな手越はクレイヴンにも「ルックスも格好いいし、運動神経もすごいじゃないですか。クレイヴンと比べると天と地ですけど、男として格好いい、人生に芯があるのも格好いい憧れポイントです」と、好きなキャラクターと話す。さらに自身のことを分析しだしここ最近50人ほど街で声をかけてきたのは「100%男性なんです。クレイヴンじゃないですけど、男性から見て、『周りの感じとは違うな』『男の俺らでも話しかけやすい』『あっ、手越だ話しかけよっ!』とか……。昔から年下の子から来ることが多いです」と話しつつ、「または女性人気がないかですか(苦笑)」と話していた。
また、イベント内では今年を締めくくる漢字を披露することとなり『跳』としたためた手越。今年は10月13日には4年ぶりにバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に登場も果たしたこともあり、「2020年からお世話になった事務所を飛び出して4年、2020年から1年ずつアーティスト活動だったりいろんな、パフォーマンスだったりをして、そこで出会った人を大切にして。最初は挫折したり、叶わないこともあったんですけど、自分の信念を貫いてやっていて、いつか叶えたいお仕事とかを、未来を見据えて戦い続けて、撒いた種が花開いたんじゃないかって。それこそ、10代から育てて頂いて、自分の中で大切にしていた『イッテQ』だったり、YOSHIKIさんの(バンド&ボーイズグループ)『XY』に参加させて頂いたり、跳躍できた年だったなって。それにきょうはクレイヴンの格好もさせて頂いていますし。跳ぶって、夢に向かってジャンプするって、2025年の手越っぽくもあるし、跳躍の『跳』かな」と、気持ちを話し続けた。
その後、記念撮影が開催。メインビジュアルのクレイヴンと同じ光の当て方で座ることとなり、ワイルド&スタイリッシュな手越の写真が爆誕するものとなっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ