俳優・吉沢亮主演で板垣李光人、原菜乃華らが共演し2025年2月14日に公開予定の映画『ババンババンバンバンパイア』(監督:浜崎慎治/配給:松竹)。本作主題歌を歌手・imaseが担当し名曲『いい湯だな』をアレンジカバーしていることや、同楽曲の入った本予告とメインビジュアルが公開となった。
漫画家・奥嶋ひろまさ氏が『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載している同名作が原作。銭湯で働く450歳のバンパイア・森蘭丸(吉沢)。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯の一人息子・立野李仁(板垣)の純潔を見守る日々だったが、ある日、李仁がクラスメイトの篠塚葵(原)にひと目惚れしてしまうことに。李仁の“初恋”が成就を阻止するべく蘭丸による決死の大作戦を行うというラブコメディ作品となっている。
本予告では、人間の生き血を吸う恐ろしきバンパイアとして450年間生きてきた森蘭丸(吉沢亮)が人間の首に噛みつき血まみれの牙をむき出しにし、おどろおどろしい雰囲気からスタートするかと思いきや、シーンは一転、まさかの!?バンパイア姿からは縁遠い、銭湯「こいの湯」で働く蘭丸の姿が。何を隠そう、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、 この「こいの湯」の跡取り息子・李仁(板垣)の純潔を蘭丸は密かに見守っているのであった。純粋で真っすぐな李仁の姿に「可愛い・・・」と悶絶する幸せで穏やかな日々に、李仁の初恋の相手・葵(原)が蘭丸の前に立ちはだかる。李仁の童貞喪失のピンチを阻止するべく、葵を李仁に近づけまいと四苦八苦する結果、思いもよらぬ壁ドンやお姫様抱っこをする羽目に!
それを横目で見ていた李仁は蘭丸に対し「僕たち恋のライバルだね」と勘違いする始末。さらになんと葵はバンパイアオタクで、蘭丸がバンパイアであることに気づいてしまい、次第に「バンパイア様」と蘭丸に想いを馳せていくのであった。それぞれの想いの矢印が交差し、前代未聞の勘違いバトルが勃発する大波乱の展開に!強靭な肉体をもつバンパイアとは知らず、初めて自身が喧嘩に負けた相手として蘭丸を慕う、脳筋番長ことフランケン(関口メンディー)や、昼間は李仁の担任として教師をする傍ら、夜はバンパイアハンターとして蘭丸を狙う、怪しげな二面性を持つ坂本先生(満島真之介)、蘭丸を恨み大切なものを全て奪おうと蘭丸や李仁の命を脅かす最大の宿敵、蘭丸の兄・長可(眞栄田郷敦)や、個性豊かな李仁ファミリー、父・立野春彦(音尾琢真)、母・立野珠緒(映美くらら)、祖父・立野長次郎(笹野高史)、さらに戦国時代から生きていた蘭丸がかつて仕えており寵愛を受けていた、織田信長(堤真一)との妖しげなシーンなどが映し出される。蘭丸が、溺愛してやまない李仁の可愛さに悶絶するシーンや、蘭丸と長可との命をかけた本格アクションシーン、などバラエティに富んだ見どころ満載の映像となっている。
一方、imaseは「映画化されるということで、凄く話題にもなりましたし、そんな作品の主題歌を担当することができてめちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びを語っている。さらに「この映画のエンドロールにこの曲が流れたときに、一息つきながら本当に温かい銭湯に入っているような、そんな心地いい気持ちになれる楽曲だと思っています。ぜひ作品と共にこの曲を聴いていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
なお、imaseの起用理由についてプロデューサーは「主題歌は多幸感があって心地の良い音楽にしたいという思いがあり、 日本を代表する名曲『いい湯だな』の心地良さを、 令和のチルとして楽しく表現できるimaseさんにお願いしました」とコメントしている。
一方、本ビジュアルは、蘭丸を取り巻く、個性溢れるキャラクター達のそれぞれの思惑が交差するビジュアルとなっている。
なお、12月13日からムビチケが発売されるといい、蘭丸が働く「こいの湯」で、バンパイア姿でデッキブラシとバケツを片手に佇む新たなビジュアルとなっている。
※記事内画像は(c)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (c)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022