俳優・大泉洋主演で2025年1月17日に公開予定の映画『室町無頼』(脚本・監督:入江悠/配給:東映)。本作の新場面写真が12月13日に公開となった。
直木賞作家・垣根涼介氏の、自らの力で時代を切り拓く「無頼」たちを描いたアクション・エンタテインメントの同名作が原作。大泉は、己の腕と才覚を頼みに世直しの野心も持つ蓮田兵衛役で作品を主演する。ほか、兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役に『なにわ男子』長尾謙杜、才蔵に棒術を教え込む老師に柄本明、民を虐げ、ぜいたくにふける有力大名・名和好臣に北村一輝、高級遊女にして男たちの間を漂う絶世の美女・芳王子(ほおうじ)役に松本若菜、幕府から治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢に堤真一がキャスティングされている。
公開されたカットはひそかに倒幕と世直しを計る、大泉洋演じる主人公・蓮田兵衛が、鋭い眼光で何かを見据えるカットや、そんな兵衛が堤真一演じる悪友であり敵である、骨皮道賢と手に汗握る鍔(つば)迫り合いを繰り広げる様子など印象的な場面が公開されたほか、兵衛と出会ったことをきっかけに修行に励み“無敵の棒術”を身に付けた長尾謙杜演じる才蔵が、六尺棒を構えるアクションシーンの一幕、志一つに松明を手に駆ける一揆の民衆、そして、仲間たちを従えた兵衛が睨みつけながら両手に刀を握る場面のものとなっている。
※記事内写真は(c)2025『室町無頼』製作委員会