“クラ婚”ことTVアニメ『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』完成披露宴(先行上映会)が12月13日に都内式場で開催され北条才人役の坂田将吾、桜森朱音役の矢野妃菜喜、北条糸青役の稗田寧々、石倉陽鞠役の鈴代紗弓が登壇した。
原作:天乃聖樹、キャラクター原案:成海七海、もすこんぶ、原作イラスト:成海七海による、YouTube累計3000万回再生突破の作品。高校生の主人公・北条才人が学校一苦手な、天敵のようなクラスメイトの女子・桜森朱音と結婚したことから始まる“新婚生活”を描いた作品となっている。
以下、公式レポート部分。
当日のMCを務めたのは、結婚式や披露宴の司会者として知られている西村京子さん。その案内で坂田さんと矢野さんが会場入りしたのですが、まるで本当に新郎新婦がやってきたかのような演出となっており、集まった来場者も大盛り上がりになるかと思いきや、なんと厳かな雰囲気に。
続いて牧師のジョナサンさんが坂田さん&矢野さんに「健やかなるときも、病める時も」とお馴染みの誓いの言葉を求めたものの、本当に結婚するわけではないためこれは拒否。ジョナサンさんの「オーマイゴッド」の呟きが聞こえると会場からようやく笑いが漏れ、その後「『クラ婚』を命ある限り愛する」との誓いをおふたりに立てていただきました。
坂田さん&矢野さんが高砂に着席したところで来場者たちのテーブルに紅茶が配られ、稗田さんの音頭で乾杯を行いました。その後、キャスト陣がお色直しに入られるとの体で、その間に第1話&第2話の先行上映が実施。
上映された第1話と第2話では、坂田さん演じる才人と矢野さん演じる朱音が高校生の身で結婚せざるを得なくなった経緯や、共同生活の中でのトラブルやふたりがそこに折り合いを付けていく場面など、コミカルな一面がふんだんに描かれていました。
上映後、お色直しを終えて作品のTシャツに着替えたキャスト陣が再び会場へ。これから第1話と第2話について語っていこうというタイミングで、「その披露宴、ちょっと待った!」との声が轟きました。なんと陽鞠役の鈴代さんがサプライズとして駆けつけてくれており、ここからは4人で作品について語っていくことに。
アフレコは既に終了しているようで、坂田さんはアニメで動くキャラクターたちを見てやっと始まるのだと感じた模様。他には、才人と朱音に結婚を迫った才人の祖父・北条天竜と、朱音の祖母・桜森千代がふたりにかける圧の強さであったり、稗田さん演じる糸青と才人との距離感の近さであったりが話題に上りました。
ラブコメ作品の第1話で既に主人公とヒロインが同棲かつ同衾している展開の速さやオーディション時の裏話なども語っていき、第3話以降のみどころにも言及。矢野さんによると、才人というキャラクターの良い一面やカッコいいところが見られるのだとか。
また、作品の関連情報の告知をはさみ、オープニングテーマを担当する=LOVEさんと真帆役の前田佳織里さんからのメッセージも公開。前田さんは作中の料理シーンに言及しており、見ているだけでお腹が空くとそのクオリティに太鼓判を押していました。
ここで、作品についてのトークがひと段落。続いて披露宴といえば余興がつきものということで、「クラスの大嫌いな女子の答えを選ぶことになった。」のコーナーを実施しました。
このコーナーでは坂田さんからの質問に女性陣が回答しており、その3つの中から坂田さんは矢野さんの答えを当てなければなりません。また、各々のテーブルに赤、青、黄のサイリウムが配られており、これを用いて来場者も坂田さんと一緒にコーナーへ参加することに。
「入っていたら嬉しいお弁当の具材」「糸青みたいに一口で食べたいぐらい好きなパン」「告白されたとき、陽鞠だったらどのようにリアクションする?」といった問題に果敢に挑んでいった坂田さん。
女性陣の答えはそれぞれ非常に個性的で、1問目は不正解だったものの、中でも一番可愛らしい回答が矢野さん、冷静な視点での回答が目立つのが稗田さん、ひとつの質問に対して複数の回答を見せてくれるのが鈴代さんとの傾向を読んで途中からは正解を連発。
そして、このコーナーの最後に矢野さん、稗田さん、鈴代さんによるリレー形式のブーケトスチャレンジを実施。坂田さんと来場者は3人が最後の鈴代さんまでブーケを繋ぐことができるか予想したのですが、その結果はなんと成功で予想も的中。見事に最高の結果となったところで、そろそろイベント終了の時間が近づいてきました。
キャスト陣による来場者への挨拶の前に、原作者の天乃聖樹先生がスペシャルゲストとして登場。“作品の父”としてまるで新郎新婦のご両親かのような挨拶を見せ、アニメ『クラ婚』の門出を祝ってくれた来場者へと感謝を述べていました。
いよいよ2025年1月3日(金)より放送開始となる本作。高級ホテルの一室を借り切って行う先行上映会という特大のインパクトを見せた今回のイベントに負けず劣らず、作品自体もハイテンションで楽しいものとなっています。ぜひとも、まもなくスタートの放送をお楽しみに!
※記事内画像は(c)天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会