アイドルグループ『NEWS』増田貴久が12月17日に都内で書籍『MASU Styling log』(イマジカインフォス)発売記念会見を開催した。
本書は、雑誌『mina』(夕星社)で増田が約10年間連載していた人気の“私服”連載『MASU Styling』のまとめ本となる。
抽選で選ばれた150人のファンが会場に集結。そんな期待感あふれるなか増田が「10年前に連載を始めさせてもらった時からの夢で、10年間本にしたいって言い続けて、10年越しにようやく夢がかないました」と、喜びひとしおといった様子。
発売前重版もかかる反響ぶりが司会から伝えられると「増田貴久の実力をね、やっぱ下に見られてたのかなっていうのはありますけどね」と冗談を飛ばしつつ、実は3刷重版までかかったことが明かされると再び「どこまで舐められてたんだって話で」と同じネタを繰り返して、さらに笑いを誘う。
この3刷重版が決まったタイミングも「なんか『ダウンタウンDX』の時に宣伝を入れさせてもらったりとか、表紙を解禁したタイミングとかで、予約の反応が変わったみたいなことを担当さんから聞いて、怖かったんです。自分たちで作った本っていうのが、今までなかったので、どういう状況なのかよくわかってないです。けど、とりあえず加藤(シゲアキ)に自慢したいと思います」と、胸を張っていた。
表紙が裸な理由については、「裸の写真でネックレスとかだけしてて、そっから『(本を)開いたら服をどんどん着ていくっていうのって面白くないですか?』ってカメラマンさんや編集の方と話をして、“それ絶対面白い!”と、思うものを言ってもらって、思いをそのまま形にできたんです」といういきさつがあるそう。
黄色に彩られた書籍になっていることへは、「僕は本は読まないですけど、家の本棚に本がいっぱいあるんです。写真集とか。基本的に黒とか白の本が多い中で、蛍光色の本は違和感があって本棚にこう並んだ時に目立つなって。インテリアというかね、こう、飾っといてもかわいい色がいいなと思って」という気持ちからだそう。さらに、「黄色は僕が好きな色で、蛍光色の黄色も好きな色だったので、 なんか初めピンク色の蛍光のピンクか蛍光黄色で迷ってて、一応どっちもこのピンクの部分もあるので、どっちも入れた感じです」と、色の決め方も明かしていた。ちなみに、フォントまでこだわった?と司会が気を利かせたが増田によると「フォントは完全にお任せしました」とのことだった。
その表紙の裸を撮影するにあたって、話が決まってから1ヶ月後には撮影をするというスケジュール感だったそうだが、ここで増田は、「チームマネージャーに土下座して、ちょっとだけでもスケジュール伸ばしてくださいって言って」と頼み込んだという。なぜそんなことをしたのかへ、「どれぐらいかな。2週間ぐらいかな伸ばしてもらって。もうシムに通って。そうして本来の増田の何割引きかな状態になって」と、“体を絞った”ということだろうかを、遠回しに表現しつつ「元々こんな感じではあるんですけど、もう少し普段は“優しさ”を身にまとっています」とのことだった。
記者との質疑応答では、本書を自分で読んでの感想を問うと、「初めの頃のなんか緊張感みたいなのが、なんか誌面から伝わってくるんです。ちょっと、おしゃれな感じに撮らなきゃみたいな。顔も幼いとこから始まって、だんだん大人っぽくなってきて、また子供っぽくなって、急に痩せたりとか、なんかすごい太くなっていたりとか(苦笑)。10年間の中の変化、髪型とかも結構変わってますし、その時に好きだった感じのファッションみたいな、基本的にはなんか振り幅は広く、いろいろ着てるつもりではあるんですけど、たぶんその時期にこういうの好きだったんだろうなっていうのとかもあって。この時このアクセサリー毎日してたなとか、そういうのも思い出しながらでした。昨日も夜中にずっと見てたんですけど、 楽しくなっちゃって、やっぱずっと止まらないで、こん時のあれはこうだったなみたいな、撮影の時こんな話してたなみたいなのがなんかその瞬間瞬間で思い出せて。か自分としてもなんかすごくこう、大切な記録になったなと思ってて。まっすー(増田の愛称)この時期こんな感じだったなっていうふうに思い出してもらえるような作品になったかな」と回想していた。
『MASU Styling log』は12月18日より3850円(税込)で発売!
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取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ