アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』中島裕翔が俳優・内野聖陽主演で2025年2月23日より放送・配信予定の連続ドラマW『ゴールドサンセット』(WOWOW)に出演することが12月19日に発表となった。
作家・白尾悠氏の同名小説が原作で、大森寿美男監督が脚本も担当している作品。謎の老人・阿久津勇(あくつ・いさむ)は、一人大声をあげたり、どこかおかしな振る舞いで隣人の女子中学生にも不審がられる始末だが、次第にその振る舞いの理由と、彼がひた隠しにしている過去が明らかになってゆく。劇団『トーラスシアター』を通じて自分自身を見つめ直し、人生の意味を見出していく老若男女の再生の物語となる。
中島演じる竹之内駿介は、不動産会社に勤めており、マンション購入の相談に乗っていた坂井真紀演じる太田千鹿子と親しくなる。人当たりが良く温和な好青年で千鹿子からも好感を持たれているが、実は誰にも言えない心の傷を抱えながら、大切な人のために優しい嘘をつき続けていた……。
『Hey! Say! JUMP』のメンバーとして活動する傍ら、数々の映画やドラマに出演し俳優としても実績を残す中島。今回は連続ドラマW初出演として、悩み傷つきながらまっすぐに生きる青年の心の機微を演技で見せる。
今回の発表にあわせて中島からコメントが寄せられた。
――竹之内駿介を演じてみて
初めて演じる役どころでした。とても繊細で複雑で。心の機微を捉えていくのがとても難しかったです。
津嘉山正種さん、今井隆文さんとの3人で過ごす時間と空間を大切に感じながら演じさせていただきました。
――視聴者の皆様へのメッセージ
心に傷を負い、過去という足枷に囚われている繊細で複雑な登場人物が沢山出てきます。しかし、それぞれの物語には微かな希望の光があり、登場人物たちが不器用ながらにも一歩ずつ前に進む姿が描かれています。
その姿が視聴者さまにとっての、明日を生きる勇気や強さになることを願ってます。
以上
あわせて、60秒の本予告も解禁。「トーラスシアター」を中心に交錯する物語の中で、謎に包まれた阿久津の過去が垣間見えるような場面も。人々が悩んだ末に見つけ出す人生の意味とは、そして阿久津が抱える深い絶望と悔恨の正体とは――。舞台の幕が上がる日に皆がたどり着いた結末に、きっと心が揺さぶられるはずだ。