日本のロボットアニメの『巨大ロボット』をテーマにした展覧会『日本の巨大ロボット群像』が12月21日より東京・池袋のサンシャインシティ展示ホールBで開催されている。
1963年のテレビアニメ『鉄人28号』放映から60年。日本では、脈々と「巨大ロボット」が登場するアニメーションが制作。その魅力とは何なのか?本展では、歴代巨大ロボットのデザインと映像表現の特質に迫る。ロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していく。
「搭乗」、「合体」、「変形」は巨大ロボットアニメの、いわば“お約束”。玩具展開を前提としたデザインには工夫が凝らされています。しかし、そのデザインに隠された「メカニズム」には、それなりの合理性があるとも。本展では、そうしたメカニズムの魅力を、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した造形物で伝えている。
スタジオぬえのメカニックデザイナー・宮武一貴氏による巨大ロボットをテーマとした描きおろしの巨大絵画を本展のために制作もしている。
なお、本展音声ガイドのナレーションは声優・銀河万丈、水樹奈々が担当している。
日本の巨大ロボット群像 東京会場は2024年12月21日から2025年1月13日まで池袋のサンシャインシティ展示ホールBにて。