声優・成田剣、保志総一朗、渋谷茂 、神奈延年、置鮎龍太郎、鈴木千尋が12月22日に東京・新宿ピカデリーでアニメーション『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(監督:藤森雅也/配給:松竹)六年生全員集合!舞台あいさつに登場した。
アニメ化以降、幅広い世代に愛されている尼子騒兵衛氏原作の“忍たま”の略称でも親しまれている人気コンテンツ『忍たま乱太郎』。そのなかでもファンの間で高い人気を誇っている『小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』を映像化した作品となる。脚本は同書の著者であり、テレビシリーズも手がけてきた阪口和久氏が担当していることも特徴だ。
以下、公式レポート部分。
映画公開から3日目となるこの日、満席の会場から拍手で迎えられ登壇した六年生キャストたち。保志は「六年生キャストで集まるという、こういった機会が初めてなので緊張しておりますが、(六年生たちの年齢)15歳の気持ちで頑張りたいと思います」と舞台挨拶がスタートとなりました。
早速、劇場版の制作が決定した時の気持ちを聞かれた神奈は「劇場版って普段の『忍たま』とは一味も二味も違うじゃないですか。今回はどんな話になるんだろうなとワクワク、緊張もしました。どうシリアスに演じられるだろうかと考えました」と話しました。
また、完成した作品を見て渋谷は「血が出るシーンもあり、ちょっとびっくりしたんですけど、その後すぐにコミカルなシーンが来て、コントラストがすごく面白かったですね」と本作のシリアスとコミカルな緩急を絶賛。
保志は「観た直後はすごい爽やかな気持ちになりました。シリアスでドキドキしながら観ましたが、やっぱりこれが『忍たま』だなと。最後にテーマ曲の『勇気100%』が聞けて良かった」、鈴木は「(みんなが)土井先生のことが大好きなんだなとすごく伝わってきて、最後にきり丸が土井先生にかける言葉を聞くと涙が溢れてきますよね。深い絆を感じました」、神奈は「日常から映画館に入って、『忍たま』の非日常の世界に没入するわけじゃないですか。最後「あ?良かった!」と終わる、心が動く時間を作ってくれる劇場版は素晴らしいなと思いました」と劇場版ならではの魅力を語りました。
アフレコ時のエピソードを聞かれると、成田は収録1日目の収録中に声が出なくなってしまったことを明かし「みんなが心配してくれて、一斉にのど飴をくれました。いままであんなにのど飴舐めたことない。寝たら翌日にはしっかり声も出るようになりました」と六年生キャストの絆を感じる裏話を明かしました。
さらに、本作のテーマにちなみ、「絆」を感じたエピソードを問われると、置鮎は「バラバラでいられる自由さが許されている関係性がある」、続けて神奈も「自分自身でいられる、預けられるという信頼感があるからいいですよね」と話し、渋谷も「『もそ』だけで分かっちゃう絆があるよね」と、個性豊かな六年生たちの絆を抜群のチームワークで話しました。
イベントの最後では
鈴木「シリアスな展開、感動もアクションも盛り沢山です。何度でも楽しんで欲しいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします」
置鮎「この後も何度もご鑑賞予定があるとのことで、僕も嬉しく思います!沢山観てくださると嬉しいです」
神奈「劇場版でしか味わえない『忍たま』の世界を味わい尽くしてください。そしてまた、テレビシリーズもよろしくお願いします」
渋谷「これから40年、50年と、映画も第4弾、第5弾と続けば嬉しいなと思います。これからもよろしくお願いします」
保志「いつもクールで格好付けてやっているつもりではあるんですが、雑渡昆奈門も土井先生も格好良かったですね。沢山のキャラクターが活躍していて感動できたり、楽しめる要素が満載の劇場版です。まだ始まったばかりなので、これからも沢山観ていただいて、応援していただければと思います」
成田「『忍たま』を50年、60年、70年と続けていくためには皆さん、1日1回、2回は(劇場版を)観ましょうよ!これをお薦めしたいと思います」
と個性豊かに挨拶し、大盛況の中イベントは幕を閉じました。
※記事内画像は(C)尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会