アニメ『ONE PIECE』ステージが12月22日に幕張メッセで開催のジャンプフェスタ 2025 ジャンプスーパーステージREDで開催。ステージには“麦わらの一味”モンキー・D・ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明、トニートニー・チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ブルック役のチョー、ジンベエ役の宝亀克寿が登場した。
ステージでは、原作者の尾田栄一郎氏からの手紙が寄せられるとともに、TVアニメ『ONE PIECE』エッグヘッド編が2025年4月6日より日曜よる11時15分よりフジテレビ系列全国26局ネットで放送を再開すること。
さらに、フランキー役を務め続けた矢尾が“麦わらの一味”を卒業し、後任に声優・木村昴となったことが発表。サプライズで木村もステージに登場し、これまでの矢尾の功績に敬意を表するとともに、『ONE PIECE』ファンの方々と一緒にフランキーの代名詞である「スーパー」の台詞とポーズで盛り上がっていた。
■尾田栄一郎氏全文
ス~~~~パ~~~~!!!
矢尾さん!カマバッカ的バーに連れてってくれたあの日の思い出忘れません!長い間フランキーでいてくれてありがとうございました!!どこへ行こうと仲間だぜ!!そして昴さん、以後どうぞよろしくお願いしますー!!
―それでは改めまして
ジャンプフェスタへご来場の皆さん、こんにちは!!
フィジカルで、プリミティブで、グラマラスな尾田栄一郎です。
さー今年はアニメ25周年という事で色んなイベントがメジロ押しでスタートしまして、原宿ショップオープン、ONE PIECE BASE リリース、あれよあれよと2024年が終わっていきます。大勢のスタッフに深々と感謝です!「FAN LETTER」もよかった!何と言っても僕は実写版の撮影地、南アフリカ初視察が楽しかった!レポートでも書きましたが、現地のスタッフ、キャストの ONE PIECE 愛には感謝と共に身が引き締まる思いです。
人から、「ONE PIECEは世界で人気なのになぜ今更実写化頑張るの?」って聞かれます。はい、〝世界の漫画アニメ業界〟ではだいぶ知って貰えてます。でも世界にはもっと広い公園があるよって言われたら、行ってみたいじゃないですか!!だから、「原作」も「アニメ」も「映画」も「実写」も全部本気でやります!!
というわけで ONE PIECE、来年もいろんな企画や発表の準備をしてくれてます。TVアニメの再開もご期待ください。時代に即した体制で、よりみんなで楽しみ易くなると思いますよ~~!!
そして原作は、とうとうエルバフにやってきました!のんびりとした国ですが、ある男の登場で静寂は破られます!一方、その他の海にも異変が!あの男がついに、世界をかき回し始めます!!呼吸を整えてください。もう息をつけなくなるかも知れないっ!来年の ONE PIECE もスーパーご期待ください~~!!!
Eiichiro Oda
※記事内画像は(c)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション