TVアニメ『呪術廻戦』ステージが12月21日に千葉・幕張メッセで開催された『ジャンプフェスタ2025』内で開催され虎杖悠仁役の榎木淳弥、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美、五条悟役の中村悠一が登壇した。
『呪術廻戦』は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で漫画家・芥見下々氏が連載していた作品でシリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)を突破する大人気コミック。T2020年10月から連続2クールでTVアニメ第1期、TVアニメ第2期にあたる『懐玉・玉折/渋谷事変』が2023年7月から12月まで放送され反響を呼んだ。1期と2期の間には初の映画化となる『劇場版 呪術廻戦 0』も上映され全世界興行収入265億円の大ヒットを飛ばしている。今後、続編となる『死滅回游』の制作予定となっている。
以下、公式レポート部分。
「ジャンプフェスタ2025」『呪術廻戦』ジャンプスーパーステージは、コミックの原画に、声優陣がキャラクターボイスをのせて展開する原画ライブから幕を開けた。1年ズと五条が初めて揃う和やかなシーンが臨場感たっぷりにステージで再現される。
原画ライブを終え、キャスト陣がステージに集結すると、観客から大きな声援が沸き起こる。2020年開催のジャンフェスステージ以来、久しぶりの登壇となった瀬戸さんを始め、このメンバーがジャンフェスのステージに揃うのは実に久しぶりとなった。榎木さんは、先程演じた原画ライブのシーンに触れ、「あんなに明るい雰囲気で『呪術廻戦』を演じたのは久しぶりです。」と感想を語った。
続いて、ジャンフェスステージの特別企画として、芥見先生が書き下ろした「じゅじゅさんぽスペシャル」を展開。アニメ第1期のエンディング後に展開されて話題となった「じゅじゅさんぽ」の新作朗読劇をキャスト陣が生アフレコで演じることに。2024年を振り返りつつ、五条が「昨日見た夢の話」を繰り広げ、虎杖が「昨日あったパン屋での出来事」を語る。そして、釘崎が話を締めくくるようにティラノサウルスが登場する壮大なエピソードを披露するというコミカルなストーリー。キャラクターたちのテンポの良いやり取りに、観客から大きな笑いがこぼれる。「ティラノ助が全てをさらっていきましたね。」と瀬戸さんが語り、榎木さんは、朗読劇の中のセリフに触れ、「(先生が)スポッチャに最近遊びに行かれたのですかね。じゅじゅさんぽらしい展開で面白かったです。」と笑いながら感想を語りました。
さらに、「『呪術廻戦』6年半の歴史に幕 あのセリフが聞きたい!」と称した特別コーナーも展開された。今回のジャンフェスステージのために、原作公式Xで「キャラクターの聞いてみたいセリフ」を投票で選んでもらい、声優陣に1位になったセリフを演じてもらうというもの。虎杖、釘崎、五条の印象的なセリフがコミックの絵とともに再現され、観客は引き込まれるようにそのシーンを味わった。虎杖と五条は、まだアニメでは描かれたない原作コミックのセリフが上位に選ばれた。1位のシーンを演じた榎木さんは、虎杖のセリフについて、「静かなシーンのセリフ。戦闘シーンでないのが意外でした。」と感想を語る。釘崎のセリフでは、アニメ第1期でも描かれた、京都姉妹校交流会の際に「私は『釘崎野薔薇なんだよ!!』」と力強く言い放つ印象的なシーンが選ばれた。瀬戸さんは、「倒れちゃいそうなくらい気合いを入れて挑みました。久々に演じられてとても嬉しいです。釘崎のセリフにたくさん票を入れてくださって嬉しいです。」と感謝とともに感想を語った。
また、12月25日にいよいよ発売となるコミック最終巻の最新情報も飛び出した。30巻には芥見先生の描き下ろしのエピローグ漫画が16P収録されており、漫画に登場するキャラクターが「小沢優子」「パンダ」「釘崎野薔薇」「裏梅」のエピソードであることが明かされた。楽屋にはすでにコミック最終巻が用意されており、真っ先に読んだと語る榎木さんが、「皆さんが気になっている部分が描かれていると思いますので、楽しみにしてください。」と期待感に満ちたコメントを残す。
続けて、アニメに関する新情報も飛び出し、『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』より、五条と夏油の姿を描いたビジュアルと、2025年5月30日(金)の公開情報が発表された。中村さんが「TVシリーズ放送時もクオリティがとても高くて、映画館で見たいとずっと思っていたらこの展開が来たので、スタッフに思考が読まれているのかと思いました。高クオリティの映像を映画館でぜひ楽しでいただきたいです。」と感想を語る。さらに、続編となる『呪術廻戦』「死滅回游」より、虎杖の姿を描いたスーパーティザービジュアルが解禁となり、榎木さんがビジュアルについて触れ、「真っ赤ですね。横に気になるセリフが書かれていて、階段のようなところに座っていて……。期待がかかるかっこいいビジュアルですね。」とコメントした。
『呪術廻戦』は、2025年以降も、様々な展開が予定されている。原作の展覧会となる「芥見下々『呪術廻戦』展」は2025年4月に大阪、夏には福岡での開催を予定。好評上演中の舞台「『呪術廻戦 0』WITH LIVE BAND」は、2025年1月に大阪での上演を予定している。また、スマホゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』では、12月30日よりプレイアブルキャラクターとして「両面宿儺」の登場も決定しており、今後も見逃せない展開が待っている。
様々な最新情報が公開された本ステージの最後には、芥見先生より届いた感謝のメッセージが紹介され、続いて登壇者からファンへのメッセージが贈られた。
榎木さん「原作は完結し、まもなくコミックの最終巻が発売になります。とても良いお話で、役者としても早く演じてみたいセリフやシーンがいっぱいです。アニメ、ゲームと、これからも応援していただけたらと思います。」
瀬戸さん「久しぶりのジャンフェスステージ、とても楽しかったです。コミックは12月25日に最終巻が2巻同時発売になります。アニメはまだまだ続きますし、ゲームもありますので、これからもぜひ『呪術廻戦』を楽しんでください。」
中村さん「原作の連載は完結し、来週、いよいよ最終巻が2巻同時発売になります。描き下ろしコミックを楽しみにしている人も多いと思いますが、その期待を裏切らない展開になっています。5月30日から『劇場版総集編 呪術廻戦 懐玉・玉折』が公開になりますので、そちらもぜひ足を運んで頂ければと思います。」
なお、本ステージの様子は、YouTubeジャンプチャンネルにて12月26日(木)18時から12月31日(火)23時59分まで無料配信されますのでお楽しみください!(ジャンプチャンネル:https://www.youtube.com/c/jumpchannel)
※記事内画像は
(c)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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