“ももクロ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(23)、玉井詩織(22)、佐々木彩夏(21)、高城れに(24)が7日、東京・スカイツリー内で『ソラクロ祭』特別ライティング点灯式に登場した。
ももクロ結成10周年を記念し、エネルギッシュな夏祭りをイメージした記念コラボ企画『ソラクロ祭』を7月17日から9月2日の期間中に開催!『ソラクロ祭』では地上350メートルの展望デッキの『SKYTREE ROUND THEATER(R)』で、ももクロ撮り下ろしのオリジナルコンテンツの上映や、地上450メートルの天望回廊では、ももクロと一緒に散歩しいているような気分で館内装飾やオリジナルフォトスポットなどの特別演出、さらにはこらお企画限定のカフェメニュー、オリジナルグッズの販売も予定している。この『ソラクロ祭』に先駆け今月7日から13日まで東京スカイツリーで特別ライティングを展開することとなった。
この日は、晴れていれば東京スカイツリーの真下の屋外でのイベントだったが、悪天候ということで東京スカイツリーをバックにした室内でトークへ。イメージカラーのハッピ姿で賑やかに登場した4人。実は東京スカイツリーは映画や記念日とのタイアップはあるそうだが、具体的な人物とのコラボは初だそうで、百田も「楽しみです」と、ニッコリ。
まずはももクロ10周年を迎えて玉井は「結成当初は10年も続くグループになると思ってなくて、たくさんの方の応援のおかげで10周年を迎えることができました。キリのいい年なので感謝を伝えられるような年になればと思います」と、しみじみ。百田も「長かったような不思議な時間だったんですけど、記念日とかさらっと通り過ぎちゃうことが多かったんです。でも。やっぱり10周年はいろんなところで盛り上げて頂いたり、たくさんの方が10周年をお祝いして頂いて、10周年を感じています」と、うなずいた。
スカイツリーへ来たことがあるかという質問も飛んだが、百田は「プライベートでも、玉さん(玉井)と展望台にものぼりました」といい、仕事の方では「みんなで497メートルの地点でロケがあって」と、高城が「このへんです!」と、手にしていた東京スカイツリーを模したぬいぐるみで立った部分を指差していた。
続けて、『ソラクロ祭』でのグッズについて何か要望はという質問も飛んだが、高城が「カフェメニューでそれぞれのメンバーからのパフェ。スカイツリーの高さのようなパフェで。紫だとブドウかな」と、思い浮かべる。
さらに、イベントでは東武スカイツリーがJR東海とタイアップし、本企画に合わせて7月17日に「ももクロ新幹線」運行決定もアナウンス。こちらは新大阪駅発・東京駅着の東海道新幹線を一列車限定で『ももクロ新幹線』として運行するといい、ももクロメンバー4人が乗車し、特別イベントを行ったり、限定のノベルティもついた特別企画も予定していることが明かされた。これに百田は「静岡、東京間は行き尽くしているんです。1度は車内アナウンスをやってみたくて」と、浜松駅停車のアナウンスを実演。佐々木は車内ワゴン販売をやってみたいといい、3人相手に練習することもあった。
そして東京スカイツリーとのコラボの話題になると、百田は「いまさらですけどいいんですか?」と特別ライティングに恐縮気味。それでも高城は「『あれ、ももクロの色じゃない?』って気づく人もいるのかなって」と、ポジティブな意見も出していた。
イベントの終盤にはいよいよ点灯式が開催。しかし、カメラマンの位置からは点灯しているのかほぼ分からない結果となり、玉井は「ついた瞬間が分かち合えない点灯式もなかなかないですね」と、苦笑い。高城も記者からカメラを借りて撮影を試みたがやっぱり見えずとちょっと悔しげ。そこで、4人でこんな感じの色順になっていると記念撮影で縦に並ぶ“合体”で機転をきかせ、その様子を伝え工夫していた。
最後に「ももクロとのコラボレーション絶対に5回は観に来てください!」(高城)、「ももクロカラーに光っている間は1日の楽しみになればいいなと思います。夜になればスカイツリーを探してみてください」(玉井)、「スカイツリーが4色になるんだってすごく興奮しているんですけど、たくさんの方に味わっていただきたいです」(百田)、「すごく嬉しいなって思います。4色に光るスカイツリーを楽しんでもらえたらと思います」(佐々木)と元気よくメッセージを寄せてその場を後にしていた。