“テニミュ”の略称でも親しまれている「ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」(脚本・作詞・演出:三浦香)東京公演が1月11日に東京・日本青年館ホールで開幕し、キャストのコメントと舞台写真が公開となった。
テニミュ4thシーズン第6弾となる本公演。全国中学生テニストーナメントの全国大会緒戦。関東大会を勝ち進み、決勝戦で王者・立海との熾烈な戦いを勝ち抜いた青学(せいがく)が、沖縄武術の達人を擁する曲者ぞろいのダークホース・比嘉に挑む姿が描かれる。
●越前リョーマ役:竹内雄大
――テニミュ4thシーズンのカンパニーに加わることについて今の気持ち?
竹内:僕たち新青学(せいがく)にとっては今回が初めての本公演になります。比嘉を始めとするキャストの皆さんに支えられて、1人1人が成長してとても良い作品になっていると思っていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
――今回公演について、リョーマの見どころ・ここに注目してほしいポイント
竹内:田仁志戦に注目してほしいと思います。リョーマくんがこんなに大きい田仁志くんにどうやって挑むのか、ぜひ瞬きをしないでしっかり観てほしいです。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
竹内:約2ヶ月ほどの稽古を経て、1人1人が成長してお互い刺激しあって、とても充実した稽古期間を送れました。20年以上続くテニミュの歴史のバトンを僕たちがしっかり受け継いで、最高の2025年の幕開けをぜひ皆さんに劇場で観てほしいと思っています。
●手塚国光役:寺田友哉
――テニミュ4thシーズンのカンパニーに加わることについて今の気持ち
寺田:全国大会が始まるということで、強い青学(せいがく)を目指してみんなで頑張って稽古をしてきました。これだけ長く愛されている作品に関われていることに、毎日刺激を感じていてとても幸せです。テニミュカンパニーの一員として頑張っていきたいと思います。
――青学(せいがく)部長としてどのような舞台にしたいか意気込み
寺田:何もわからないところから稽古が始まりました。ラケットの振り方から始まってみんなで色々なことを話し合って、かっこ悪くても泥臭くても、少しでも良い作品を作りたいと日々精進してきました。ありがたいことに、たくさんの先輩方やスタッフのみなさんから色々なアドバイスをいただいて、それを受け止めて考えて、全員で全力で走っていこうと決めました。そんな青学(せいがく)メンバー11人を誇りに思っています。関東大会から進化した青学(せいがく)をお見せするのはもちろんですが、限られた30公演の中でも成長していくつもりで挑みますので、そんな僕たち自身の姿もご覧いただけたらと思っています。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
全員が一瞬一瞬に魂と闘志を燃やして挑んでいます。
寺田:僕も二階堂心くん演じる木手永四郎との試合があります。手塚本来の強さを頑張って表現しているので、闘志を燃やした僕たちの姿をぜひご覧ください。
●木手永四郎役:二階堂心
――テニミュ4thシーズンのカンパニーに加わることについて今の気持ち
二階堂:歴代の方たちからバトンを受け継いだ形ですが、1から作っていこうという気持ちでやってきました。新しい風を吹かせられたらと思っているので、楽しみにしていただきたいです。
――比嘉部長としてどのような舞台にしたいか意気込み
二階堂:比嘉中テニス部は、木手がメンバーを集めてみんなに技を率先して教えるなど、部長としての役割以上の影響を与えているチームだと思います。今回僕自身のテーマとして、稽古でもそういう風に進めていきたいと思い励んできました。実際に最高のチー
ムが仕上がりました。結果は観ていただければわかると思います!
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
二階堂:テニミュファンの方々は、テニミュという長い歴史のなかでたくさんの思い出があると思います。僕たちも皆さまの記憶に色濃く残れるように、素晴らしい試合、素晴らしい舞台をお届けしますのでぜひご期待ください。劇場でお待ちしております!
●田仁志慧役:平川聖大(※田仁志慧の「慧」は旧字体)
――テニミュ4thシーズンのカンパニーに加わることについて今の気持ち
平川:今まで客席から観て憧れていた側なので、この舞台に立つことができて本当に嬉しいです。パフォーマンスをしている自分を俯瞰しながら楽しんで演じているので、そこにさらにお客様が加わったらどんな景色が見えるのかとても楽しみです。
――田仁志の見どころ・ここに注目して欲しいというポイント
平川:僕の持ち味であるパワープレイです。リョーマとの体格差がある中でどういう試合になっていくのか、お互いがどう切り抜けていくのかが見どころだと思います。比嘉としては、沖縄の空気感や、ダークホースとしての存在感にも注目していただきたいです。
――ご観劇いただく皆さまへのメッセージ
平川:この公演が新年初の観劇となる方もそうではない方も、初笑いならぬ初熱狂ができる、そんな舞台に仕上げてきました。外の寒さを吹き飛ばすくらい、パッションや情熱がこもった熱い作品になっています。最後まで頑張りますので、ぜひ劇場でお待ちして
おります!よろしくお願いします!
※記事内画像は(c)許斐 剛/集英社 ・テニミュ製作委員会