神志那結衣＆岡田奈々の「ロミオ＆ジュリエット」白組ゲネプロ開催！
劇団れなっち『ロミオ＆ジュリエット』（責任演出：堤幸彦）の白組のゲネプロが9日、東京・渋谷のでAiiA 2.5 Theater Tokyoで開かれ、その仕上がりぶりをメディア向けに披露した。
200名超の『AKB48』グループメンバーからオーディションで選ばれた32人が堤氏演出での古典劇の名作『ロミオ＆ジュリエット』に挑戦。脚本は川尻恵太氏の完全書き下ろしで、Wキャストのメンバーもおり男役も含めてメンバーたちで演じきる。劇中ダンスの振り付けは『AKB48』Team8の横山結衣が担当している。
この日の白組では、ロミオ役・神志那結衣、ジュリエット役・岡田奈々、ロレンス神父役・小嶋菜月、バルサザー役・大森美優、ラインハルト役・塩井日奈子、ばあや役・北川愛乃、ベンヴォーリオ役・大久保美織、ヒデ役・高畑結希、ロザンナ役・濵咲友菜、ティボルト役・古賀成美、マキューシオ役・菅原りこ、ロミオ父役・都築里佳、ジュリエット母役・深井ねがい、ロミオ母役・秋吉優花、ジュリエット母役・橋本陽菜、ミカポン役・大西桃香、ミポリン役・西潟茉莉奈、座長／前説を務める加藤玲奈、同じく前説に福岡聖菜も登場となった。
舞台は『ロミオ＆ジュリエット』の原作を大胆にアレンジした部分とともにシリアスなシーンにもメンバーのキャラクターを生かしたようなコミカルなシーンも挟み込まれ、これぞAKB48版という仕上がり。カーテンコールでは楽曲のミニライブもあり、衣装のまま歌う姿は普段とはまた違った趣を感じさせるものとなっていた。
終了後には、神志那、岡田、加藤、堤氏、さらに、あす10日の黒組メンバーの福岡、藤田奈那の6人で囲み会見を開催。「板の上になるとAKB48は強いですね」と、手応えを感じた様子。
神志那といえば、「私はまさかこんな、最初はジュリエット、ロミオが逆なんじゃないかと周りからも、ファン方からも言われたんですけど、やっていくうちにロミオでよかったと思って」とキャスティングの妙を語ると、岡田も「2年ぶりの舞台でまさかこうして女性を演じることになると思わなくて。身長的にもジュリエットで良かったなという部分もありますし、原作と別物になっていますし、最初は下品な口の悪い女の子を演じているので、後の大人めな部分とヤンキー部分をしっかり演じてギャップを感じてもらえたらなと思います」と、意気込んだ。
神志那はロミオを演じて私生活もちょっと変わったそうで、「ちょっと足を広げて歩いてしまったりします、逆にジュリエットにキュンとしたところもあって」といえば、岡田も「ロミオが格好良くてずっと大好きになりました。女の子っぽくない役柄で入りやすくて、後で乙女に自然と慣れて全然大丈夫でした」と、うっとりといった表情を浮かべていた。
白組と黒組に分かれているが、岡田は黒組へ「ラブラブっぷりは負けないです！キスシーンとかありますから」と、胸を張ると藤田は「黒組は一致団結しているのでチームワークはいいと思います」と、受けて立つ感じも見せていた。
劇団れなっち『ロミオ＆ジュリエット』は9日から13日までAiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演！
