、俳優・横浜流星(21)、松風理咲(17)、松岡広大(20)、古川毅(18)、小野花梨(19)が9日、東京・新宿バルト9で映画『兄友』(監督:中島良/配給:T・JOY)完成披露上映会を中島監督とともに開いた。
本作は累計部数77万部を超える人気コミックスが原作で映画化とともにドラマ化。イケメンなのに女性に超ウブな西野壮太(横浜)と恋愛に興味なしの女子高生・七瀬まい(松風)が繰り広げる、もどかしさ満載のハートフルなラブ・ストーリーとなっている。
劇中の制服姿で登壇した横浜や松岡ら。壮太を演じるにあたり、横浜は「監督と話し合ってもうちょっとコメディー色を強くしようとか話し合ったりしました」と、しみじみ。さらに、横浜は「みなさんが僕のことをどういうふうにイメージしているかは分かりませんけど、前もカワイイ役をやっているのですが、自分の中ではカワイイという感じがないのでなんか恥ずかしい気持ちでいるんです」と、可愛らしさを持った壮太への率直な気持ちを吐露することも。
そんな横浜へ松風は「優しい」といい「緊張しているときとかに笑わせてくださったり話しかけてくださったりして」と、助けてもらったとお礼もしていた。
一方、クールな役どころとなった松岡だが、「演じるに当たってメガネもかけていますし、クールに声のトーンとかも調整しながら。僕の役の恋の仕方は違うのでそこはメリハリをつけて。見どころとしては、僕がクッキーを食べるシーンはすごい顔をしていて、振り切って演じています」と、演技プランを。
続けて映画初出演となった普段はダンスボーカルユニット『SUPER★DRAGON』として活動している古川は、初日はNGを12回出してしまったそうだが、横浜は根気よく付き合ったそうで「初対面なのに貫録のあるアドバイスをしてくれて助かって。初出演映画がこの作品で良かったなって」と、感謝。すると横浜は「ちょっと日が経つと慣れ始めてアドリブを入れたりとか、間を作ったりとか、吸収力が早くて、すぐ追い越されると思います」と、成長の速さを認めつつ、現在古川が出演中の『シーブリーズ2018 デオ&ウォーター/ボディーシート』のことを引き合いに「格好いいですし、好きになりそうです」と、距離を詰める一幕もあった。
イベント後半には、お題に対してキュンキュンするかしないかの2択で答えるコーナーが開催。“彼女・彼氏に下の名前で呼ばれるとキュンキュンする?”という質問に、キュンキュンしない選択肢を横浜と松岡だけがチョイス。松岡は「もう信頼関係はできてるし」といえば、横浜もうなずきながら「呼ばれるのは嬉しいですけど」と、ポイントを解説。逆に古川はこの質問にキュンキュンすると答えており「純粋に嬉しくないすか」と、自然に言い放ち、これには会場に集まった女性たちから照れるような黄色い声があがり、イケメンっぷりを見せていた。
しかも、横浜と松岡と気の合う展開は続き、“何回目のデートでキスしたいとか考えている彼女・彼氏にキュンキュンする?”という質問には今度は2人だけキュンキュンすると回答。松岡は「そう考えてくれている自分から行きますよ!」とシチュエーションを想像したり、横浜は「初々しさがあっていいじゃないですか!」と、力説していた。
最後に横浜から「壁ドン、顎クイはないです。でも、すごくピュアで温かくて、愛せるような作品になっています。西野くんとまいちゃん恋の行方を応援してもらえれば」と、呼びかけていた映画『兄友』は26日より全国順次公開!