（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
アイドルグループ『なにわ男子』長尾謙杜が1月17日に東京・丸の内TOEIで映画『室町無頼』（脚本・監督：入江悠／配給：東映）初日舞台あいさつに俳優・大泉洋、松本若菜、堤真一、入江悠監督とともに登場した。
直木賞作家・垣根涼介氏の、自らの力で時代を切り拓く「無頼」たちを描いたアクション・エンタテインメントの同名作が原作。大泉は、己の腕と才覚を頼みに世直しの野心も持つ蓮田兵衛役で作品を主演する。ほか、兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役に『なにわ男子』長尾謙杜、才蔵に棒術を教え込む老師に柄本明、民を虐げ、ぜいたくにふける有力大名・名和好臣に北村一輝、高級遊女にして男たちの間を漂う絶世の美女・芳王子（ほおうじ）役に松本若菜、幕府から治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢に堤真一がキャスティングされている。
全国にライブビューイングされるなか、スーツ姿で登場した長尾。「公開を迎えられて嬉しい気持ちでいっぱいです」と、笑みが浮かぶ。
トーク中には、実は本作が2016年から企画が立ち上がり、途中一度撮影が止まってしまって作品撮影はなくなったという経緯があったことも明かされる。しかし、もしその当時作られていた場合、大泉によると「長尾くんが本当にあまりにも子ども過ぎて“毛が生えてなかった”かも」「“長尾無頼”が見えるかもしれない」と言い出し、これに長尾は具体的なことを言及せずに「あんまよくないです」とツッコミ！これでその話題は終わりかと思われたが、堤まで、「とくに長尾くんの“無頼”が」と言い出して長尾はひたすら苦笑い。
作品が巨大権力に挑み、起死回生の大逆転を狙うということで『人生で1番逆転したいこと？』をテーマにフリップトークを展開。長尾は『大泉さんにいろいろ逆転したい！』としたためていたが、そのこころは「大泉さんは北海道で生まれてらっしゃいますが、大阪で生まれた大泉さんが見てみたいと思って。どれくらい喋るんだろうって。アイドルの大泉さんも見てみたい」と願望を挙げ、「いつかコラボできたら」と誘いをかける。
すると大泉もノリノリで『なにわ男子・大泉洋』、『TEAM NACS・長尾謙杜』はどうかと言い出しつつ「『TEAM NACS』でメンバー仲良くないってこんな大変なんだピリピリするんだというの感じてほしい」と、爆弾発言して長尾を焦らせたり、続けて「大泉くんって呼ばれないですもん憧れますよ」と話していた。
ちなみに、同テーマの話題で大泉は『長尾謙杜に勝つ！！』としていたが、これは1週間先行でIMAX（R）で公開されているということで、SNSでその感想を見た大泉は「評判を調べるわけ！エゴサーチするわけですよ。どうなんだろうって。そうしたら、こいつ（長尾）のファンしか観てねぇのか！……と」と、嘆きだす。ここで司会の荘口彰久が話題をそらそうと堤に話を振ったが「俺も（評判）気にしてる」と言い出し、場内は大爆笑に包まれていた。
その後、イベントの終盤にはライブビューイングのカメラに向かって大泉が「『なにわ男子』です！」といえば長尾は「『TEAM NACS』です！」と2人ノリノリで手を振って楽しげにしていた。
映画『室町無頼』は公開中！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
