（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・赤楚衛二、上白石萌歌、稲垣来泉、齋藤潤が1月20日に東京・丸の内ピカデリーで映画『366日』（監督：新城毅彦／配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント）公開記念舞台あいさつを開催した。
『HY』の楽曲『366日』からインスパイアされて作られたオリジナルラブストーリー作品。2003年、沖縄に住む高校生・湊（赤楚衛二）は、同じ高校の後輩・美海（上白石萌歌）と出会う。同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の日に告白し付き合いだす。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京し湊と再会、東京での2人の幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海。「こんな幸せが、365日ずっと続きますように」そう願っていた2人。しかしある日、湊は突然別れを告げ、美海のもとを去ってしまう――。沖縄と東京という2つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なさ漂うストーリーが展開する。
満員の劇場で上映後に登壇したキャスト陣。1月10日より公開となった本作。その動員と興行収入は1月17日は3万1110人で4142万4380円、1月18日は5万6376人で7519万9160円、1月19日は6万6153人で8665万4920円となり、公開週となった前週比の興収135％で1月19日まで43万982人、5億6220万40円と口コミでじわじわと成績を伸ばしている。
そんな本作での満員の劇場での登壇なだけに、赤楚は「すごい温かい気持ちでこうして立たせて頂いています。本当にホッとしたといいますか、僕たちも頑張って作り上げたので、広がって頂けて心底安心しています」としみじみ。上白石も「われわれの想像の範疇を超えた広がり方をしています」と、驚きとともに、「きょうは“娘・ひまり”と一緒にあいさつになります」と、本作イベント初登壇の稲垣と肩を組んでニッコリ。そんな稲垣は「きょうは楽しみながら頑張ります」といえば、齋藤は「この作品が大好きで、出演することができて幸せだなって思っています。撮影ではあまりご一緒することのなかった赤楚さん、上白石さん、稲垣さんと一緒で嬉しいです」と、笑みが浮かんだ。
そのまま、事前に観客から集めた質問に答えていくコーナーを開催。その中には上白石と稲垣のお互いの印象は？という質問があり、上白石は、「可愛すぎて！来泉ちゃんって目をよく見てくれるんです！休憩中もお芝居のときも。純度の高さで、私は母親になれたので病室のシーンではずっとにらめっこしてたよね。感想というか感謝です」というと稲垣も「私も感謝してるんです。病室のシーンであのときが初めてで、元気なお母さんとお会いしてないので胸がキューンてなって。横たわっている姿を見て色んな感情がぶわーって湧いて」と、2人笑みをかわしてほんわかした空気が漂う。
手紙をプレゼント
イベント中には、上白石からサプライズでメッセージが送られることに。「赤楚氏へ」と始まるその手紙を読み終えた上白石は「初めて手紙を書いたので変な気持ちでした」と照れ笑い。これに赤楚は「萌歌ちゃんの良さや、純度が伝わるので、声に出してくださってこの作品に出会えて心から良かったなって思いまして、美海が萌歌ちゃんで本当に良かったなってすごく思っています」と、感謝の気持ちを伝えた。
しかしサプライズはこれだけにとどまらず、上白石による三線生演奏のプレゼント。さらには齋藤と稲垣が赤楚と上白石へ花束プレゼントと続々といった様子で赤楚は齋藤をハグしながら「またどこかで」と声をかけたり、花束をもらい終わって、「頭が回ってこなくなってきました。ふわふわしてどっか飛んでいきそう！」と、感激の気持ちを表現していた。
映画『366日』は公開中！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
