俳優・阿部寛が1月22日に東京・虎ノ門の新ニッショーホールで主演映画『ショウタイムセブン』(監督:渡辺一貴/配給:松竹 アスミック・エース)ジャパンプレミアを、生見愛瑠、吉田鋼太郎、渡辺一貴監督、主題歌を歌唱している“かしゆか”樫野有香、“あ~ちゃん”西脇綾香、“のっち”大本彩乃によるテクノポップユニット『Perfume』とともに登場した。
2013年に韓国で製作された映画『テロ,ライブ』が原作。テレビの生放送中、爆弾犯と命がけの交渉に挑むキャスター・折本眞之輔(阿部)の姿を描いたリアルタイム性の高いサスペンスを描く。現役キャスター・安積を竜星涼、新人アナウンサー・結城を生見、視聴率第一主義のプロデューサー・東海林を吉田が演じている。
キャスト陣は暗転した会場にシルエットから登場する派手なものとなり会場は拍手にあふれるなかでのものとなった。
阿部は「こうした作品への出演は初めてですし、アナウンサー役も初めてで。僕にとってもハードルが高くてチャレンジの作品でした。後でカメラが回っていると気づくこともありましたし、犯人役も声のブースで出演してくれていたりとか、その緊張感を楽しんで演じていました。追い込まれた中でも、野心とかの感情が含まれる中で、キャスターとして心の葛藤を演じることができたのが楽しかったです」と、演じてみての感想を。
続けて、吉田からは、本日のイベントにあわせて服装に黄色のものを入れるようにと事前に指示があったそうだが阿部が黒のセットアップでどこに黄色があるのかと問い詰める一幕が。すると阿部はジャケットを開いてベルトを指さし「黄色です。スタイリストさんからもこれで黄色でと言われて」と話したが、吉田からは「金色!」とツッコむやりとりを繰り広げることに。そんな吉田へ阿部がアドリブが多かったと指摘をはじめると吉田は「アドリブはありません!」と否定。阿部が続けて迫るとアドリブを吉田も観念してアドリブが多かったと認めていたが、阿部は「鋼太郎さんのアドリブは本当に上手いんです。本人はアドリブじゃないと言うんですが、ありがたいところになってて」と、より作品のクオリティーアップにつながったものだったとたたえていた。
イベント後半には、作品にちなんで、「阿部寛にお願いしたいこと」を制限時間内に生交渉するコーナーも開催。生見は「YouTubeでVログをしてほしい」とリクエストすると阿部は最初は「ああ」と生返事を返したが、真意を問うと「いつか」と、やる気を見せる。続く吉田は、「阿部さんが主演されたドラマ『VIVANT』の大ファンなんです。観ていた時に、俺これになんで出てないんだろうって。だから、もし2があるなら、阿部さんからTBSに圧力をかけて頂けませんか?」と、出演交渉をしだし、阿部はこれも「言っておきますよ」と、要求を入れていた。
映画『ショウタイムセブン』は2月7日より全国公開!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ