アニメ『プリパラ』シリーズ10周年を記念したライブイベント『プリパラ 10th Anniversary Thank you♡Music Live』1日目公演が2月15日に東京・大田区民ホール アプリコ大ホールで開催された。
以下、公式レポート部分。
TVアニメ『プリパラ』は2014年に放送されて以降、『アイドルタイムプリパラ』・『アイドルランドプリパラ』といったシリーズ作品を重ね長きにわたりファンに愛され続け、今年10周年を迎えました。そのキャストが集結し、1日目はチーム曲を中心に、2日目はソロ曲・デュオ曲を中心にお届けする『プリパラ』の単独イベント「プリパラ 10th Anniversary Thank you♡Music Live」を2Daysで敢行。10周年を記念した特別なイベントに胸を躍らせたファンがアプリコ大ホールに集結しました。
公演開始を知らせるチャイムが鳴り響き、歴代のアニメ映像が使用された10周年を感じさせるオープニングVTRが流れると、いよいよイベントがスタート。
らぁら(茜屋日海夏)の「『プリパラ』10周年の最高の思い出を一緒につくろうねー！」という挨拶とともに、出演キャスト全員がステージ上にずらりと並びお出迎え。『プリパラ』の代表曲ともいえる1stシーズンのオープニングテーマ「Make it!」を全員で披露し、プリパラ愛を存分に感じる1曲で幕が開きました。続いて、そらマゲドン・み(らぁら(茜屋日海夏)・みれぃ(芹澤優)・そふぃ(久保田未夢)・あろま(牧野由依)・みかん(渡部優衣))が「ラッキー!サプライズ☆バースデイ」で『プリパラ』10周年をお祝いします。続く、らぁら・シオン(山北早紀)・ドロシー(澁谷梓希)・レオナ(若井友希)・ふわり(佐藤あずさ)による「トンでもSUMMER ADVENTURE」では、客席にスイカ柄のビニールボールが投げ込まれ、客席のあちこちで跳ねるボールとともに観客のボルテージも一気に跳ね上がります。
曲が終わり、SoLaMi♡SMILE(らぁら・みれぃ・そふぃ)とNonSugar (のん(田中美海)・ちり(大森日雅)・ペッパー(山下七海))から改めて会場にご挨拶。「10年前から『プリパラ』見てた人～！」「放送には追い付けなかったけど、あとから好きになってくれた人～？」の呼びかけには観客も大きな声援で応え、また、『プリパラ』が初めて放送された日＜2014年7月5日＞をペッパーが語呂合わせで紹介するなど、会場を盛り上げました。
再びライブパートのバトンをNonSugarが繋ぐと、「かりすま～とGIRL☆Yeah!」でキラキラの笑顔を振りまき、観客を魅了します。続くあろま・みかん・ガァルル(真田アサミ)・みちる(山田唯菜)の”ガァルマゲドン・み”が「し～くれっと！ラタトゥイユ」で一気にステージを自分たちの宴に変え、会場をさらに盛り上げます。続いて登場したのは、Tricolore（ひびき(斎賀みつき)・ファルル(赤﨑千夏)・ふわり(佐藤あずさ)の3名。レイピアの剣を片手に「Neo Dimension Go!!」を壮大に歌い上げ、プリパイレーツの歌の世界に会場を引き込みます。SoLaMi♡SMILE(らぁら・みれぃ・そふぃ)にバトンが渡ると一転、「Pretty Prism Paradise!!」のメロディやリズムに合わせた手拍子や掛け声で会場中が一体となります。
続いて登場したのは、シオン・ドロシー・レオナの3名。『この曲は3人でなくちゃな！』と約1年半ぶりに集結したDressingPafeに会場は熱狂の渦に。「Get Over Dress-code」を披露し会場を沸かし、MCでは久々に3人でステージに立つ思いの丈をそれぞれ語り合います。レオナの呼びかけを合図に会場中から「ドロシーおかえり！」の声があがり、「ただいまー！」と笑顔で応えるドロシー。そして、「2人でDressingPafeの曲を歌ったこともあったけれど、『Get Over Dress-code』は3人揃う時のためにとっておいたんだ」とシオンの言葉に会場から温かな拍手が起きました。
そこに、『首を伸ばして待つもの アプリコホールに降臨す』と予言された占いカードを手にしたあろま・みかん・ガァルル・みちる・ひびき・ファルル・ふわりが乱入し、“首を伸ばして待つもの”がDressingPafeのことを指すのではないかと賑やかなトークが繰り広げられます。久々の再会でトークに花が咲く中で、ライバルと競い合った頃の懐かしいライブを開催することになり、『ドリームシアターライブ スイッチオーン！』の掛け声で後半戦に突入。らぁら・みれぃ・ドロシー・レオナ・あろまで結成されたドリームチーム“ふれんど～る”による「ドリームパレード」。とびきりのスマイルで観客を虜にしたあとは、ひびき率いるそふぃ・シオン・みかん・ファルルのドリームチーム“セレパラ歌劇団”がブロードウエーミュージカルを感じさせる「ホワット・ア・ワンダプリ・ワールド!!」で圧倒的な存在感を魅せつけました。
続いて、登場したらぁらとファルルが披露したのは、10周年を記念して書き下ろされた「GoGo!プリパライフ 10th Anniversary Edition」。今回初披露となる楽曲に客席からは喜びの声が上がりました。
ファンの熱気が高まる中、アナウンス音が鳴るとスクリーンに登場したのは、プリティーシリーズ全作品に登場する赤井めが姉ぇ(cv.伊藤かな恵)。らぁらの成長や『プリパラ』の歩みを振り返り、思い出を語るうえで欠かせないスペシャル神アイドルグランプリの開演が告げられ、再び客席から喜びの歓声が響き渡りました。
「スペシャル神アイドルグランプリ」トップバッターでステージ中央に現れたのはガァルマゲドンのあろま・みかん・ガァルル。幻想的な世界観で「アメイジング・キャッスル」を披露すると、続くNonSugar (のん・ちり・ぺっぱー)は「シュガーレス×フレンド」では、キャッチーなメロディーにあわせたキュートな振り付けで観客を虜にしたかと思えば『幸せをみんなにおすそ分けしちゃうよー！』と3名が客席に降り、ハッピーをお裾分け。会場は温かい空気に包まれます。続いて、赤・青・白のトリコロールカラーを基調とした新衣装で登場したTricolore（ひびき(斎賀みつき)・ファルル(赤﨑千夏)・ふわり(佐藤あずさ)）が「Mon chouchou」を披露し、ひびきは『これからもずっと、君たちと、共に。』とこれからも続いていく『プリパラ』に想いを馳せました。メドレーもラストスパートに差し掛かり、DressingPafe(シオン・ドロシー・レオナ)が「CHANGE! MY WORLD」でパワフルな歌声と3人の絆を感じるエネルギッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げると、メドレーラストを締めくくるのはSoLaMi♡SMILE (らぁら・みれぃ・そふぃ)で大定番曲「HAPPYぱLUCKY」。伝説の神アイドルが誕生した「神アイドルグランプリ」の名シーンを彷彿とさせる楽曲の数々が披露され、観客は大いに盛り上がりました。
豪華なメドレーを終え、「神アイドルグランプリはどうでしたか～？」とらぁらの呼びかけに会場からは大きな拍手があがり、「どの曲も凄かったね！」「圧巻でしたね～！」とにっこり笑顔の3人。
そして、らぁらの「まだこれでは終われません！声出していけますか？」「それじゃあいっくよ～！」の掛け声で、いよいよイベントはクライマックスへ突入。オールキャストで送る「アラウンド・ザ・プリパランド！」では、観客も一緒にコーラスを歌い、会場の全員が一体感を感じる中、続く「ぷりぱら☆ララン」はテンポよく軽やかなメロディーで、明るく楽しいステージを盛り上げました。
終演挨拶では、まずはNonSugarから「10周年を皆さんとお祝いできて嬉しいです」(田中)と挨拶し、最後は会場全員で元気よく「じゃんけんぽん！」で締めくくりました。続いてTricoloreは「チームコーデがこれまで無かったので、この機会に作っていただきありがたいです！」(斎賀)と改めて今回の新衣装を観客へお披露目しました。そして、ガァルマゲドン・み は1日遅れのバレンタインデーにちなんだ賑やかなやり取りを披露し、会場の笑いを誘いました。久々に揃ったDressingPafeは「これまでライブで歌っていなかった曲も歌いたくなりますね。これからも応援してください！」(山北) 最後にSoLaMi♡SMILEからは、「今回は色々なチームがフルで楽曲を歌えて良かった」「チームって良いなと思えるライブでした」など感想が述べられ、「本日はありがとうございました。『プリパラ』の歴史を辿るような、思い出が沢山のライブになりました。今日この場にいない素敵なアイドルも沢山いるので、是非これからもライブを続けていけるよう、応援をよろしくお願いします」(茜屋)とメッセージが贈られました。
そして、ライブのラストを飾るのは「Rainbow・Melody♪」。『プリパラ』シリーズを応援してきてくださった全ての人に感謝を届けるようにキャスト一人ひとりが大切に歌詞を紡ぎ、会場いっぱいのプリパラ愛に包まれ幕を閉じました。
※記事内写真は
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