俳優・竜星涼が2月20日に東京・新宿ピカデリーで映画『ショウタイムセブン』(監督:渡辺一貴/配給:松竹 アスミック・エース)大ヒット御礼舞台あいさつに俳優・阿部寛、井川遥とともに登場した。
2013年に韓国で製作された映画『テロ,ライブ』が原作。テレビの生放送中、爆弾犯と命がけの交渉に挑むキャスター・折本眞之輔(阿部)の姿を描いたリアルタイム性の高いサスペンスを描く。現役キャスター・安積征哉役を竜星涼、真相に迫る記者・伊東さくら役を演じている。
公開以降作品の反響は届いている?という質問に竜星は「舞台あいさつのときにみなさんのSNSによってかかっているとお伝えしていたのでちゃんとSNSを調べました。そうしたら『竜星が犯人っぽい』と……たしかに(笑)」と意味深にうなずきつつ、ほかの作品でも言われることが多いのだとか。
すると阿部は「なんでそう言われると思いますか?」と質問すると、竜星は少し困り顔をした後に、「含みのあるお芝居をしすぎているのかもしれない」と、分析していた。
作品を自分で映画館に観に行く?という質問に行くと答えていた3人。どんな部分を見ているのかへ、阿部がいいあぐねていると、竜星が「いいなーって感じで見るんですか?」とからかうと、阿部は苦笑いしつつ「そこは通り過ぎました」と返答。では竜星はどこを見ているのかへ、「あら捜しじゃないですけどしています。でも、恥ずかしくなっちゃいますね」と、答えていた。
続けて、SNSなどで寄せられた鑑賞した方のコメントがスクリーンに掲載されることとなったが竜星はそのなかから『正義感溢れる竜星くんの演技最高なので何度も劇場で活躍を見守りたいです!』というコメントを見つけて「これはすぐに目が行きます(笑)」とご満悦だった。
事前にSNSで集められた質問に答えていくコーナーを開催。これまでに緊張したことと、その対処法を質問され、阿部は「舞台あいさつ緊張するんですよ。最近は慣れてきたんですけど、前は足が震えたんです。だから足を動かすしか無いと思って」と、これまでの舞台あいさつで動いていた理由を披露。
では同じ質問に竜星は阿部と同じく「僕だってしますよ」と言ったが司会の荘口彰久から「そうですか」「はいはい」と釣れない返答が返ってくるやりとりを繰り広げる。
すると、阿部が竜星の本日の衣装の靴がノーソックスということを指摘しだし、“緊張”がないと伝えることに。そこからステージで着ている衣装とは別にもう1着用意されていた衣装は?と阿部が畳み掛けると、竜星は「スパンコールキラッキラッのやつがありました。阿部さん着たらどんな反応するんだろって」と、考えた末、いまの衣装にしたという。以前の舞台あいさつでは派手な衣装を選んだという竜星は「完成披露のときに着てたら、阿部さんから『お前俺より目立ってるじゃないか!』と。ですので徐々に徐々に輝きを落としていき、いまこうなってます」と、衣装の変遷を語ることも。
ほかにも、作品にちなんで実は“〇〇”であるという告白コーナーも。阿部は気がつけばなにかもぐもぐ口に含んで間食していることが多くそれが40歳代になって初めて意識することになったと告白。「体脂肪は10%台と(他人から)言われるんですけど、実は20%超えてるんです」と、そのスラリとした体型からは想像もつかない意外な話が。
竜星は実は“〇〇”と言われても何も思いつかなかったようで、阿部も「(ドラマ)『VIVANT』でお会いしたときから、僕と堺(雅人)くんの間に、変わらずに来るから“すごい若手が来た”と思って。ずっとそのまんまだよね」と、どこでも自然体と証言し、竜星も「いつも変わらないそれが僕の売りです」と、結論付けて笑顔を見せていた。
映画『ショウタイムセブン』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ